出願番号 |
実願2023-001394 |
出願日 |
2023/4/25 |
出願人 |
株式会社渡辺経営コンサルティング |
発明の名称 |
仮設ハウス用基礎脚及びそれを用いた仮設ハウス |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
不整地に仮設住宅等の簡易式プレハブ住宅を設営する際の基礎部分となる鋼製束として適用される。 |
目的 |
大規模災害時に住居を失った被災者に対し正規の仮設住宅が提供されるまでの期間、仮の住居として使用してもらうための仮設ハウスの基礎部分として開発され、傾斜した不整地であっても建築の素人が専門技術や専用機器を要することなく住居の基礎部分を短時間で構築及び撤去できるようにする。また、平時においては自宅の離れや可搬式別荘を設置する際の基礎部分を、専門業者に依頼することなく自分で構築・撤去可能とする。 |
効果 |
皿状の底板に設けた杭孔に3本のペグを挿通して地面に打ち込むだけで、ペグが地中で傘状に開いて基礎脚が抜けにくい状態で地盤に固定され、底板の下面が地面の傾斜に追従することで安定的な基礎が容易に構築される。また、高さ調整可能な束部材により傾斜地であっても床面の水平を容易に確保できる。そのため、被災地で建築業者が不足する状況であっても、被災者が長期間待たされることなく自分で仮設ハウスを設営して、居住を開始することができる。 |
技術概要
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地面に固定される円盤状の底板と、上端側を仮設ハウスの下部に接続され下端側を底板に接続される金属製で柱状の束部材(鋼製束)とを備え、その複数本で仮設ハウスの基礎部分を構成する仮設ハウス用基礎脚であり、その束部材はネジ山を有した部品とネジ溝を有した部品との間の相対的な回転動作で上下の長さを変更しながら高さ調整可能であるとともに下端側には底板が接続されており、その底板は3つの杭孔に杭部材(ペグ)を各々挿通して打ち込むことで地面に固定され、その杭孔は束部材の中心軸線に各々傾斜して設けられており、これらに挿通して打ち込まれた杭部材が先端側を遠心方向に傾けながら平面視放射状に案内されて地中で傘状に開くものであり、大きな手間や専用技術を要することなく基礎の水平状態を確保しながら地面に対し堅固に固定される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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