テーブル及びハンガー兼用免震装置

開放特許情報番号
L2023000396
開放特許情報登録日
2023/4/28
最新更新日
2024/4/9

基本情報

出願番号 特願2021-166542
出願日 2021/10/10
出願人 要 賢一
公開番号 特開2023-056987
公開日 2023/4/20
登録番号 特許第7245551号
特許権者 要 賢一
発明の名称 テーブル及びハンガー兼用免震装置
技術分野 機械・加工、土木・建築、生活・文化
機能 免振・制振、安全・福祉対策
適用製品 免震テーブル及び免震ハンガー
目的 〈地震、振動対策〉
 地震や乗り物等の揺れを伝わりにくくして、荷台の上に載せたり天井から吊るしたりする物等への被害を防ぐ免震装置を提供する。
効果 〈シンプルで安価な防災装置〉
 簡単で安価な構成要素でありながらも地震や乗り物等の揺れを伝わりにくくし、さらに長周期振動による被害を防げる効果もある。
技術概要
〈ロープを用いた振動抑制〉
 上下のフレームと両端に首振りアジャスターを取付けた支柱、ロープ、ガイドスタンド等を主な構成要素とし、上下のフレームの中心に支柱を立て、支柱の周りに4本のロープを張り、ロープの内側に接して拘束するようにガイドスタンドを中央に置き、支柱を中心に対向するロープ同士が互いに引っ張り合ってバランスを取り、揺動が起きても上フレームを水平な状態に保ち、且つ支柱を元の垂直な状態に戻す力が発生するような構造にした。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 〈免震テーブル〉
 上フレームの上に天板を取付ければ免震スタンドやテーブルとして利用でき、この上に落ちたり倒れたりすると壊れやすい物等を載せておけば、地震が起きても床から伝わる揺れを減少させて、それらが天板から落ちたり倒れたりしにくくすることができる。
改善効果2 〈免震ハンガー〉
 上フレームを天井に固定し、下フレームに物を吊り下げて免震ハンガーとして利用することもでき、公共施設等の天井照明や案内板、装飾等を本装置を介して吊り下げれば、地震による揺動を抑えて落下事故を防ぐことができる。
改善効果3 〈吊り免震工法への応用〉
 本装置のねじれ方向勝手違いの二段吊りで、揺動エネルギーをねじりエネルギーに変換吸収することにより、地震の揺れを抑えて建物や工場設備、道路や鉄道の高架橋等を守ることができる。
アピール内容 〈長周期地震動にも対応!〉
 各ロープのガイドスタンドの接点と上フレームのフック部間の距離をそれぞれ別々に異なるようにして、揺動が起こり各ロープが折れ曲がったときの固有周期をそれぞれ異なるようにすることにより、揺動の半周期ごとにロープが異なる固有周期に変化して、一定周期の外力が加わわっても共振現象を起こしにくくしたことにより、遠方で起きた地震等による長周期振動にも対応することができる。

登録者情報

登録者名称 要 賢一

技術供与

図面の開示 【有】
図面1 組立及び詳細図
サンプルの開示 【有】
サンプル1 試作品

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
追加情報 *新しい利用方法考案や実用化等の共同開発に協力して頂ける企業様募集中です。
*PCT国際特許出願済
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