グラフェンの扁平面同士が重なり合って接合した該グラフェンの集まりからなるグラフェンシートを製造する方法と、該グラフェンシートの表面を金属ないしは絶縁性の金属酸化物の微粒子の集まりで覆う方法

開放特許情報番号
L2023000313
開放特許情報登録日
2023/4/19
最新更新日
2023/4/19

基本情報

出願番号 特願2019-107537
出願日 2019/6/9
出願人 小林 博
公開番号 特開2020-200210
公開日 2020/12/17
登録番号 特許第7195513号
特許権者 小林 博
発明の名称 グラフェンの扁平面同士が重なり合って接合した該グラフェンの集まりからなるグラフェンシートを製造する方法と、該グラフェンシートの表面を金属ないしは絶縁性の金属酸化物の微粒子の集まりで覆う方法
技術分野 無機材料、化学・薬品、機械・加工
機能 材料・素材の製造
適用製品 グラフェンシートの表面を金属ないしは絶縁性の金属酸化物の微粒子の集まりで覆う方法
目的 グラフェンの扁平面同士が重なり合った、扁平面同士を接合したグラフェンの集まりからなるグラフェン接合体の製造方法、及びグラフェン接合体の表面を金属ないしは絶縁性の金属微粒子の集まりで覆う方法の提供。
効果 扁平面同士が重なり合って接合したグラフェンシートを製造することが可能になる。
安価なグラフェンシートが製造できる。
安価な方法で、グラフェンシートの表面を金属ないしは絶縁性の金属酸化物からなる微粒子の集まりで覆い、安価な費用で、グラフェンシートの表面を金属ないしは絶縁性の金属酸化物からなる微粒子の集まりで覆うことができる。
技術概要
2枚の平行平板電極のうちの一方の表面に、鱗片状黒鉛粒子ないしは塊状黒鉛粒子の集まりを平坦に敷き詰め、平行平板電極を容器に充填されたメタノール中に浸漬させ、平行平板電極を重ね合わせ、離間させ、メタノール中に浸漬させ、
グラフェンの集まりが製造され、
平行平板電極の間隙を拡大し、平行平板電極をメタノール中で傾斜させ、動加速度を繰り返し加え、グラフェンの集まりを、平行平板電極の間隙からメタノール中に移動、
さらにメタノール中でホモジナイザー装置を稼働させ、グラフェンの集まりに衝撃を繰り返し加え、グラフェンの集まりをグラフェンに分離させ、
振動加速度を繰り返し加え、
メタノールを気化させ、扁平面同士が重なり合ったグラフェンの集まりを、容器の底面の形状として形成、
グラフェンの集まりの上方の平面を均等に圧縮し、グラフェンの扁平面同士が重なり合った部位に摩擦熱を発生させ、グラフェンの扁平面同士が接合し、接合したグラフェンの集まりからなるグラフェンシートが、容器の底面の形状として形成される、グラフェンの扁平面同士が重なり合って接合したグラフェンの集まりからなるグラフェンシートを製造する方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 黒鉛粒子の集まりをメタノール中に平面状に敷き詰め、直流電圧を加えることで、黒鉛粒子の集まりに電界を加え、黒鉛結晶の層間結合を破壊し、グラフェンの集まりを製造する。さらに、グラフェンの扁平面同士を重ね合わせて積層し、グラフェンの集まりを圧縮し、グラフェンシートを摩擦圧接で製造する。グラフェンシートは、グラフェンのみで構成され、グラフェンの性質を持つ。また、グラフェンシートを、容器の底面に底面の形状として製造するため、グラフェンシートの形状と面積とが自在に変えられる。グラフェンシートは、グラフェンの扁平面同士を摩擦圧接したため、グラフェン同士が強固に接合される。さらに、金属が熱分解で析出する金属化合物のメタノール分散液をグラフェンシートに充填し、金属化合物を熱分解すると、グラフェンシートの表面に、金属微粒子の集まりが一斉に析出し、金属微粒子同士が接触する部位で金属結合し、グラフェンシートの表面が、金属からなる金属微粒子の集まりで覆われる。また、絶縁性の金属酸化物が熱分解で析出する金属化合物のメタノール分散液をグラフェンシートに充填し、金属化合物を熱分解すると、グラフェンシートの表面に、絶縁性の金属酸化物の微粒子の集まりが析出し、さらに、金属酸化物の微粒子の集まりを圧縮すると、金属酸化物の微粒子同士が摩擦圧接し、また、金属酸化物の微粒子の集まりが、グラフェンシートに摩擦圧接する。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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