層状複水酸化物を表面に有する金属板の製造方法

開放特許情報番号
L2023000204
開放特許情報登録日
2023/3/23
最新更新日
2023/3/23

基本情報

出願番号 特願2021-066170
出願日 2021/4/9
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2022-161389
公開日 2022/10/21
発明の名称 層状複水酸化物を表面に有する金属板の製造方法
技術分野 金属材料
機能 表面処理
適用製品 層状複水酸化物を表面に有する金属板の製造方法
目的 1分〜数十分程度の短時間処理で、様々な組成の層状複水酸化物粉末および金属水酸化物を処理対象の金属板上に製膜する方法を提供する。
効果 層状複水酸化物粉末の堆積条件において添加する金属イオンが粉末の表面電荷に及ぼす影響を考慮しなくてよい。
粉末を堆積した後に、金属水酸化物を析出させると粉末の隙間に金属水酸化物が侵入して、粉末同士を接着性を高めるとともに堆積層の孔を封孔できる。
基板表面と粉末との間の金属水酸化物が糊として粉末の接着性を高める。また、金属水酸化物層は粉末堆積層よりも緻密なため、被膜の欠陥を低減できる。
技術概要
水を含有する第1の電解液に層状複水酸化物粉末を分散させる工程と、
前記第1の電解液と前記層状複水酸化物粉末からなる懸濁液に電極基板と第1の対極板を浸漬する工程であって、前記電極基板は被覆処理される金属板であり、
前記電極基板と前記第1の対極板との間に電場を印加することにより、前記電極基板上に前記層状複水酸化物粉末を電気泳動堆積させる工程と、
水を含有する第2の電解液に金属イオンを添加する工程と、
添加した前記金属イオンを含む前記第2の電解液に前記層状複水酸化物粉末の堆積した電極基板と第2の対極板を浸漬する工程と、
前記層状複水酸化物粉末の堆積した電極基板と前記第2の対極板との間に電場を印加することにより、前記層状複水酸化物粉末の堆積した電極基板上に前記金属イオンを水酸化物として電解析出させる工程を有する、
層状複水酸化物を表面に有する金属板の製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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