キャパシタ寿命診断装置及びキャパシタ寿命診断方法

開放特許情報番号
L2023000161
開放特許情報登録日
2023/3/9
最新更新日
2023/3/9

基本情報

出願番号 特願2020-186497
出願日 2020/11/9
出願人 国立大学法人九州工業大学
公開番号 特開2022-076194
公開日 2022/5/19
発明の名称 キャパシタ寿命診断装置及びキャパシタ寿命診断方法
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 キャパシタ寿命診断装置及びキャパシタ寿命診断方法
目的 電流センサを用いることなく、ESRとキャパシタンスの双方をモニタリングすることができ、低コストで高精度なキャパシタ寿命診断を実現してインバータの信頼性を向上させ、モータ駆動用インバータの普及拡大を図り、省エネルギー化に貢献できるキャパシタ寿命診断装置及びキャパシタ寿命診断方法を提供する。
効果 電流センサを用いることなく、電源電圧、フィルタインダクタンス値及び出力電力からキャパシタのリプル電流を算出し、そのリプル電流とキャパシタ電圧をそれぞれ高速フーリエ変換(FFT)して周波数成分を抽出し、キャパシタにおけるインピーダンスの周波数特性を求め、ESRとキャパシタンスの双方をモニタリングすることにより、低コストでありながら高精度な寿命診断を行うことができる。
技術概要
単相又は三相の入力電源とモータとの間に接続されるインバータに用いられるキャパシタの寿命を診断するためのキャパシタ寿命診断装置であって、
前記入力電源の電源電圧と、前記インバータの出力電力とから、前記電源電圧の整流後の整流器電圧を演算する整流器電圧演算手段と、
前記整流器電圧と、前記インバータ内のフィルタインダクタンス値とから、前記キャパシタのリプル電流を演算するリプル電流演算手段と、
前記リプル電流と、前記キャパシタに印加されるキャパシタ電圧をそれぞれ高速フーリエ変換して周波数成分毎に分離する高速フーリエ変換手段と、
周波数成分毎に分離された前記キャパシタ電圧を周波数成分毎に分離された前記リプル電流で除して、前記キャパシタにおけるインピーダンスの周波数特性を演算する周波数特性演算手段と、
前記インピーダンスの周波数特性から、前記キャパシタにおける等価直列抵抗及びキャパシタンスを演算するESR及びキャパシタンス演算手段と、
予め設定された寿命判定基準と、前記等価直列抵抗及び前記キャパシタンスを比較して、前記キャパシタの寿命を判定する寿命判定手段とを備えたことを特徴とするキャパシタ寿命診断装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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