LCLフィルタ寿命診断装置及びLCLフィルタ寿命診断方法

開放特許情報番号
L2023000154
開放特許情報登録日
2023/3/9
最新更新日
2023/3/9

基本情報

出願番号 特願2021-015829
出願日 2021/2/3
出願人 国立大学法人九州工業大学
公開番号 特開2022-118959
公開日 2022/8/16
発明の名称 LCLフィルタ寿命診断装置及びLCLフィルタ寿命診断方法
技術分野 電気・電子
機能 機械・部品の製造
適用製品 LCLフィルタ寿命診断装置及びLCLフィルタ寿命診断方法
目的 電流センサを用いることなく、キャパシタの寿命診断の指標である等価直列抵抗(ESR)とキャパシタンスの双方をモニタリングすることができ、LCLフィルタ用キャパシタの高精度な寿命診断を実現して、LCLフィルタを備えた系統連系変換器の信頼性を向上させ、低コスト化及び普及拡大を図り、省エネルギー化に貢献できるLCLフィルタ寿命診断装置及びLCLフィルタ寿命診断方法を提供する。
効果 電流センサを用いることなく、系統電圧、系統電流及びインバータ出力電圧からLCLフィルタでのキャパシタのリプル電流を算出し、そのリプル電流とキャパシタ電圧をそれぞれ高速フーリエ変換(FFT)して周波数成分を抽出し、キャパシタにおけるインピーダンスの周波数特性を求め、ESRとキャパシタンスの双方をモニタリングすることにより、低コストでありながら高精度な寿命診断を行うことができる。
技術概要
単相又は三相の系統電源と接続される系統連系変換器に用いられるLCLフィルタの寿命を診断するためのLCLフィルタ寿命診断装置であって、
系統電源の系統電圧及び系統電流から、LCLフィルタのキャパシタに印加されるキャパシタ電圧を演算するキャパシタ電圧演算手段と、
キャパシタ電圧と、系統連系変換器のインバータ回路から系統電源側に出力されるインバータ出力電圧から、キャパシタのリプル電流を演算するリプル電流演算手段と、
キャパシタ電圧とリプル電流をそれぞれ高速フーリエ変換して周波数成分毎に分離する高速フーリエ変換手段と、
周波数成分毎に分離されたキャパシタ電圧を周波数成分毎に分離されたリプル電流で除して、キャパシタにおけるインピーダンスの周波数特性を演算する周波数特性演算手段と、
インピーダンスの周波数特性から、キャパシタにおける等価直列抵抗及びキャパシタンスを演算するESR及びキャパシタンス演算手段と、
予め設定された寿命判定基準と、等価直列抵抗及びキャパシタンスを比較して、キャパシタの寿命を判定する寿命判定手段とを備えたことを特徴とするLCLフィルタ寿命診断装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2022 INPIT