日本初 レンジで簡単調理 冷凍ラーメン

開放特許情報番号
L2023000122
開放特許情報登録日
2023/2/17
最新更新日
2023/9/26

基本情報

出願番号 特願2022-016718
出願日 2022/2/4
出願人 光主 茂忠
公開番号 特開2023-114382
公開日 2023/8/17
登録番号 特許第7081869号
特許権者 光主 茂忠
発明の名称 冷凍ラーメン製造方法、冷凍ラーメン食品及びラーメン提供方法
技術分野 食品・バイオ
機能 食品・飲料の製造
適用製品 冷凍食品 冷凍ラーメン
目的 「もっと簡単に、手軽に調理できる冷凍ラーメン」をコンセプトに開発しました。
一般的に販売されている冷凍ラーメンはナベを2個で調理し、麺は湯切りをしなければならない、調理に10分前後と時間がかかり、洗い物と調理工程が多いです。
この商品は冷凍庫から取り出し、凍った器のままレンジで2回に分け温めて完成します。
1回目の温めは600W7分、2回目は600W4分で、フタを開けた時に蒸気でヤケドを防ぐため2回に分けレンチンします。
具材は給湯器の60℃のお湯で湯煎解凍で、火やIHを使用しない為洗い物がほとんどありません。
効果 店頭の冷凍自販機でこの商品の【レンジタイプ】と超時短で調理できる【IH・ガスタイプ】の2種類の調理法を販売しています。
2022年9月設置時は半々の売れ行きでしたが、2023年2月時は8割がレンジタイプの売れ行きとなっています。
お客様からも『調理が楽、簡単、調理中に家事ができる、悪天候な時に店の味を楽しめる』など多くのお言葉を頂いております。
特に女性の方からは調理中の時間の有効活用が支持されていると実感しています。
男性の方は「11分は長い」と少数ですがご意見もうかがっています。
技術概要
耐熱容器(プラ)にスープだけを急速冷凍します。
表面がしっかり凍ったら下茹でをほどこした麺を乗せますが、ここで麺は一面に広げるのではなく、中心に5cmの空洞を設けます。
一面に広げるよりも空洞を設けると熱伝導が改善し、調理時間を1分短縮できました。
スープと麺を別々に冷凍する事により、麺がスープに触れない為のびる事を防ぎ、レンチンでの簡単調理を実現しました。
スープとタレはグラム単位で計量し数か月かかり店と同じ味に出来上がりました。
問題点は結露でした。
冷凍庫から出し入れをしますと、わずかですが結露し、味にバラつきが発生しました。
特に麺は開発に3ヵ月以上費やし、下茹で後でもモチモチ感と弾力の表現に苦労し、5秒単位での茹で時間の調整をしています。
具材(チャーシュー・キクラゲ・スクランブルエッグ)は給湯器の60℃のお湯で湯煎解凍後トッピングします。
タマゴの冷凍はとても難しいのでスクランブルエッグにし、フワフワ食感を表現しました。
本当にとても簡単に調理ができ、洗い物がほとんどありません。
実施実績 【有】  店頭の冷凍自販機では8割この商品が売れています。
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
対価条件(一時金) 【要】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 譲渡、ライセンスに関して弁護士事務所には相談していませんので、詳しい事は分かりません。
対価条件(一時金) 【要】 

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 店のラーメンをそのままの量でこだわり開発したので、コストがかかり過ぎです。
試作品では、麺・スープを2割少なくしたり、60%の量の麺で調理をしていました。
時間は7分〜9分で仕上がりましたので、時短とコストダウンは可能です。
改善効果2 レンチンの2回目の時に、凍った具材(チャーシュー・キクラゲのみ)を入れ温めると湯煎解凍の工程を省略できます。
ただし、40秒長く温める必要があります。
改善効果3 フタに蒸気を逃がす穴があれば1回で温めができます。
しかし、フタを開ける時は蒸気でヤケドのおそれが若干あります。
当店で試作品に手加工で蒸気穴を加工した時は、1分短縮できましたが、先に述べたヤケドが100%排除できない為安全を考慮し2回に分けました。
アピール内容 ヤケドを防ぐ為2回に分けて電子レンジで調理しますが、簡単に召し上がる事ができるのが一番かと思います。
さらに改善すれば時短や調理工程を減らす事が出来ます。
コロナ禍も終わりが見え、元の生活に戻り始めましたが自宅で本格ラーメンを簡単に食べれるのは魅力だと思います。
個人店では資金力も無くネットでアピールできず、まだまだ認知度がありませんが、企業様の機動力と宣伝力があればヒットは間違いないと確信しています。
どうかご検討下さい。

登録者情報

登録者名称 光主 茂忠

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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