出願番号 |
特願2009-051384 |
出願日 |
2009/3/4 |
出願人 |
福岡県 |
公開番号 |
特開2010-200701 |
公開日 |
2010/9/16 |
登録番号 |
特許第5526337号 |
特許権者 |
福岡県 |
発明の名称 |
核酸のハイブリダイゼーション方法及び一塩基多型の判定方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
判定精度の高い一塩基多型の判定方法 |
目的 |
高い特異性を有する核酸のハイブリダイゼーション方法、及びそれを用い、医療現場等で簡便に実施可能で判定精度の高い一塩基多型の判定方法を提供する。 |
効果 |
プローブ核酸と標的核酸とのハイブリダイゼーションにおける塩基配列特異性が高く、塩基配列中の一塩基のみの相違を高精度に検出する必要のあるSNPのタイピングや、特定の塩基配列を有する核酸の検出や分離の効率及び特異性を向上させ、これらに好適に適用できる核酸のハイブリダイゼーション方法が提供される。
複雑な条件設定のために多大な労力や熟練を要することなく、医療現場等において迅速かつ簡便に高精度なSNPのタイピングを行うことが可能な一塩基多型(SNP)の判定方法が提供される。 |
技術概要
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ハイブリダイゼーションの対象となる標的塩基配列を有する標的核酸を含む試料を、前記標的塩基配列と相補的なプローブ塩基配列を有するプローブ核酸と接触させ、前記試料中の前記標的核酸と前記プローブ核酸とを特異的にハイブリダイズさせる方法において、
前記プローブ塩基配列の塩基数が10以上20以下であり、
前記標的塩基配列よりも5’末端側に1から15塩基分のギャップを隔てて位置する前記標的核酸中の塩基配列の一部又は全部とハイブリダイズ可能な塩基配列を5’末端側に有する5’末端側ブロック核酸及び/又は前記標的塩基配列よりも3’末端側に1から15塩基分のギャップを隔てて位置する前記標的核酸中の塩基配列の一部又は全部とハイブリダイズ可能な塩基配列を3’末端側に有する3’末端側ブロック核酸を前記標的核酸と接触させ、前記5’末端側ブロック核酸及び/又は前記3’末端側ブロック核酸が前記標的核酸中の前記ハイブリダイズ可能な塩基配列とハイブリダイズした状態で前記標的核酸と前記プローブ核酸とを特異的にハイブリダイズさせることを特徴とする核酸のハイブリダイゼーション方法。 |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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