出願番号 |
特願2009-226492 |
出願日 |
2009/9/30 |
出願人 |
TPR株式会社、TPR工業株式会社 |
公開番号 |
特開2011-073038 |
公開日 |
2011/4/14 |
登録番号 |
特許第5383410号 |
特許権者 |
TPR株式会社、TPR工業株式会社 |
発明の名称 |
円筒状摺動部材の製造方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
シリンダライナ等の円筒状摺動部材 |
目的 |
耐摩耗性と耐スカッフ性の摺動特性及び加工性に優れ、しかも相手摺動部材に対する攻撃性も小さい円筒状摺動部材の製造方法を提供する。 |
効果 |
円筒状摺動部材は、耐摩耗性、耐スカッフ性の摺動特性に優れる。シリンダライナは、従来の過共晶Al−Si合金製シリンダライナと比較して耐摩耗性、耐スカッフ性に優れる。遠心鋳造法によって簡単に製造できる。 |
技術概要
 |
アルミニウム合金基材中に鉄系粒子を含み、鉄系粒子が面積率25%以上、60%以下の割合で内周摺動面に分散して露出している円筒状摺動部材を遠心鋳造によって作製する円筒状摺動部材の製造方法であって、
回転する円筒状金型の内部に粒度の篩目開きが0.5mm以上、2.36mm以下の鉄系粒子を供給して、金型の内周面に鉄系粒子層を形成する工程と、
溶融したアルミニウム合金を鉄系粒子層が形成された回転する金型内部に供給して、鉄系粒子層の粒子間の隙間に遠心力によってアルミニウム合金の溶湯を含浸させ、円筒状部材を鋳造する工程と、
を有することを特徴とする円筒状摺動部材の製造方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|