出願番号 |
特願2022-033907 |
出願日 |
2022/2/15 |
出願人 |
高橋 睦 |
公開番号 |
特開2023-118634 |
公開日 |
2023/8/25 |
登録番号 |
特許第7168842号 |
特許権者 |
高橋 睦 |
発明の名称 |
二酸化炭素を削減する方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、土木・建築、生活・文化 |
機能 |
環境・リサイクル対策、材料・素材の製造、食品・飲料の製造 |
適用製品 |
排出する二酸化炭素量を低減させる方法 |
目的 |
特定建築物からの二酸化炭素濃度が高い排気空気を光合成が最大化する濃度として使用し二酸化炭素を削減する方法を提供する。農業と都市建築の共創により2050年のカーボンニュートラルに向けた具体的な方策として提案する。今まで何ら対策されてこなかった人が活動する上で排出する呼気に含まれる二酸化炭素を削減対象としている点が新しく、省エネ・節エネでは無く正に植物との共創により二酸化炭素を削減する方法である。 |
効果 |
生産される農産物は光合成が盛んになる日中に建物から二酸化炭素濃度の高い空気を提供されることで従来に比べ高収量、高品質となり収益増加に貢献し、且つ今まで施設栽培で使用せざるを得なかった二酸化炭素発生装置の運転自体が不要となる。都市部で作物が作られるために消費地へも近く、作物自体の輸送及び輸送時間を省略できるため新鮮な作物の究極の地産地消を実現可能である。 |
技術概要
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建築物環境衛生管理基準に従って管理されている特定建築物から排出される排気空気中の二酸化炭素を削減する方法であって、前記排気空気に含まれる900ppm程度の二酸化炭素濃度は、植物の光合成が最大となる二酸化炭素濃度とほぼ一致する。この排気空気を屋上等に設置した温室ハウスへ導き、そのまま施設栽培として使用することで収穫物の増収と品質向上を実現することを特徴とする二酸化炭素を削減する方法である。本技術の特徴は二酸化炭素を供給するにあたって、濃縮や分離といった工程を経ずして温室ハウスへ排気空気をそのまま供給することで事足りる点である。従って屋上への温室ハウスの設置以外の設備は不要であり実施する上でのコストが比較的少なく実施しやすい点にある。収穫した作物も光合成が活発になる為に収量増加と共に糖度アップ等が見込め品質の高い作物となる。
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
実際に実施する段になった場合に対価条件はご相談。 |
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