ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用治療計画システム、BNCTシステム及びBNCT

開放特許情報番号
L2022001895
開放特許情報登録日
2022/11/22
最新更新日
2022/11/22

基本情報

出願番号 特願2020-557752
出願日 2019/11/26
出願人 国立大学法人 筑波大学
公開番号 WO2020/111085
公開日 2020/6/4
発明の名称 ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用治療計画システム、BNCTシステム及びBNCT
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 ホウ素中性子捕捉療法用治療計画システム、BNCTシステム及びBNCT
目的 病巣に付与すべき処方線量が足りなくて再発が起きてしまうようなことがなく、また、逆に必要以上の線量を与えてしまい、正常組織に対しては過照射となり、放射線障害などの有害事象が生じるようなことのない、高精度な治療を実現可能とするBNCT用治療計画システム、BNCTシステム及びBNCTを提供する。
効果 実治療中に患者に付与される線量を調整することも可能となり、BNCT治療時における計画付与線量の確保が容易となり、中性子線治療による癌の治療効果、治療成績の向上につなげることができる。病巣周辺の正常細胞への線量を抑制することも容易となり、有害事象(副作用)の低減にもつなげることができる。
技術概要
治療に理想とされる理想患者位置と、
治療中の想定平均ホウ素濃度と、
各々の患者に特有のその患者が治療中に取る確率が高いと想定される少なくとも1以上の想定患者位置と、
各想定患者位置における付与線量を算出する算出手段により算出された想定患者位置付与線量と、を記憶しておく記憶手段を備え、
実治療中に、患者位置計測システムから患者位置変動の信号を受信すると、当該患者位置に最も近い想定患者位置を選択し、当該想定患者位置とともに、当該想定患者位置における付与線量、及び照射直前の血中ホウ素濃度の測定値から推定された照射時平均ホウ素濃度の値を、BNCTシステムにおける中性子線照射制御システムに送信するものであることを特徴とするBNCT用治療計画システム。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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