出願番号 |
特願2021-033143 |
出願日 |
2021/3/3 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2022-134177 |
公開日 |
2022/9/15 |
発明の名称 |
流動性食品の加熱処理方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造 |
適用製品 |
流動性食品を電極間で連続的に加熱処理する方法 |
目的 |
果実や野菜のピューレは繊維などの固形物を多く含んでおり、電極間の流路をピューレが流れる状態で、ピューレ内の固形物が電極間を架橋し、インピーダンスが極端に低下してしまう。野菜の繊維などは金属ではないため短絡までには至らないがインピーダンスが低下することで流れる電流が増加し、スイッチングユニットを構成するIGBTやMOSFETなどの半導体スイッチを破壊する恐れがあるため、保護抵抗を入れることが考えられるが、保護抵抗分だけ負荷に印加する電圧が小さくなり、加熱効率が低下する課題を解決する。 |
効果 |
処理対象である果実・野菜ピューレなどの流動性食品を短時間のうちに殺菌に必要な温度まで昇温することができ、果実・野菜ピューレなどの熱変性を防ぐことができる。
酸化酵素も失活させることができ、変色することなく長期保存することができる。 |
技術概要
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接地電極と非接地電極との間に形成される流路に流動性食品を流し、流動性食品に電圧を印加して加熱処理する方法であって、前記非接地電極は高圧直流電源ユニットに接続され、この高圧直流電源ユニットは高圧直流電源と負荷に対して並列に配置された複数のスイッチからなり、これらスイッチのON−OFF動作で発生した直流高周波パルスを前記電極を介して流動性食品に印加することを特徴とする流動性食品の加熱処理方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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