ネマティック液晶性有機半導体材料

開放特許情報番号
L2022001589
開放特許情報登録日
2022/10/5
最新更新日
2022/10/5

基本情報

出願番号 特願2007-258060
出願日 2007/9/2
出願人 国立研究開発法人科学技術振興機構
公開番号 特開2009-057360
公開日 2009/3/19
登録番号 特許第5419337号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 ネマティック液晶性有機半導体材料
技術分野 電気・電子、有機材料、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 有機半導体材料の実現方法、有機半導体構造物
目的 有機半導体として用いることができなかった、芳香族低分子ネマティック液晶物質を有機半導体として液晶相において電子デバイスに適用可能にするための方法を提供する。
効果 広い面積で均一且つ柔軟な有機半導体薄膜を形成することが可能となり、フレキシブルディスプレイ装置等に利用可能な薄膜トランジスタ等のデバイスに応用することができる。
熱分解温度以下の温度で少なくとも一種類のN相液晶相状態を有する高い電荷移動度の発現を可能にする液晶性有機化合物を効率的に製造することができる。
技術概要
L個の6π電子系芳香環、M個の10π電子系芳香環、N個の14π電子系芳香環を含む骨格構造(Z1)および当該骨格構造の末端に液晶性を発現する末端構造を有し、且つ下記構造式を有する棒状分子の有機半導体材料であって;該有機化合物の熱分解温度以下の作動温度において少なくとも一種類のネマティック液晶相状態を有し、Time−of−flight(TOF)法による過渡光電流測定に基づく電荷の走行時間から求めた、該有機化合物の移動度の値が10↑(−4)cm↑2/Vs以上であり、
【化1】
(化学式1において、R1とR2はそれぞれ独立に炭素数8〜15の直鎖、分岐鎖又は環状構造を有する飽和又は不飽和炭化水素であり、化学式1の骨格構造のいずれかの部位に結合していることを特徴とし、Y1又はY2を介さずにZ1に結合してもよい。Y1とY2は、酸素原子、硫黄原子、セレン原子、−CO−基、−OCO−基、−COO−基、−N=CH−基、−CONH−基、−NH−基、−NHCOO−基及び−CH↓2−基から選ばれる。)、且つ3〜15mol%の炭化水素化合物で希釈した試料の移動度が、希釈前の試料の移動度より小さく観測されることを特徴とする有機半導体材料。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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