オートファジーの測定方法

開放特許情報番号
L2022001583
開放特許情報登録日
2022/10/5
最新更新日
2022/10/5

基本情報

出願番号 特願2011-526793
出願日 2010/8/10
出願人 国立研究開発法人科学技術振興機構
公開番号 WO2011/019082
公開日 2011/2/17
登録番号 特許第5339387号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 オートファジーの測定方法
技術分野 情報・通信、食品・バイオ
機能 検査・検出
適用製品 オートファジーの測定方法
目的 細胞内のオートファジーを測定する方法であって、リソソームまたは液胞内での分解酵素活性に耐性があり、pHが酸性から中性の環境下で変性または失活せず、かつ、酸性域と中性域の環境に置かれたときに励起スペクトルまたは蛍光スペクトルを変化させることができる単一の蛍光蛋白質を蛍光プローブ試薬として使用して、オートファジーに関連したpHの変化に依存したプローブ試薬の蛍光特性の変化を測定し、これによってオートファジーの存在または活性を測定する。
効果 細胞内のオートファジーを測定する方法であって、リソソームまたは液胞内での分解酵素活性に耐性があり、pHが酸性から中性の環境下で変性または失活せず、かつ、酸性域と中性域の環境に置かれたときに励起スペクトルまたは蛍光スペクトルを変化させることができる単一の蛍光蛋白質をプローブ試薬として使用して、オートファジーに関連したpHの変化に依存した蛍光プローブ試薬の蛍光特性の変化を測定し、これによってオートファジーの存在または活性を測定することを含む方法を提供することができる。
技術概要
細胞内のオートファジーをインビトロで測定する方法であって、リソソームまたは液胞内での分解酵素活性に耐性があり、pHが酸性から中性の環境下で変性または失活せず、かつ、酸性域と中性域の環境に置かれたときに励起スペクトルを変化させることができるが蛍光スペクトルのピーク波長がほぼ一定である単一の蛍光蛋白質をプローブ試薬として使用して、オートファジーに関連したpHの変化に依存した蛍光プローブ試薬の蛍光特性の変化を測定し、これによってオートファジーの存在または活性を測定することを含む、ただし該蛍光特性の変化を2波長励起1波長蛍光測定によって行い、このとき2つの異なる励起波長で蛍光強度を測定しそのレシオ(比率)を決定することを特徴とする、ならびに、前記蛍光蛋白質が、コモンサンゴ(Montipola sp.)蛍光蛋白質由来の蛍光蛋白質mKeimaおよびdKeima、ならびに、mKeimaまたはdKeimaと同等の前記特性を有する、かつ、mKeimaまたはdKeimaのアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸の置換を有するアミノ酸置換変異体からなる群から選択される蛍光蛋白質であることを特徴とする、前記方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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