出願番号 |
特願2011-545211 |
出願日 |
2010/12/7 |
出願人 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
WO2011/071036 |
公開日 |
2011/6/16 |
登録番号 |
特許第5613882号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
部材の接着方法、およびポリマー複合体 |
技術分野 |
化学・薬品、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造、接着・剥離 |
適用製品 |
2つの部材のそれぞれの表面にポリマー鎖をグラフトした部材を接着する方法と、この方法により得られたポリマー複合体 |
目的 |
一般の接着法において問題となる被接着体表面上での接着層の凝集破壊や糊残りが生じず、被着体剥離時に被着体を損傷せずに接着と剥離が繰り返し行える極薄の接着層および接着層を含む複合体を提供する。 |
効果 |
互いに異なる極性を持った物質とだけ接着性をしめすため、特定の部材、部位だけ選択的に接着することができる。
接着剤や有機溶媒を用いず、極わずかな水滴を接着界面に挟み込んで、前記第一部材と前記第二部材とを接着するため、周囲の環境を汚染することなく、環境への負荷が極めて小さい技術が提供される。 |
技術概要
 |
表面にポリカチオンあるいは双性イオン含有グラフト鎖が形成された第一部材と、表面にポリアニオンあるいは双性イオン含有グラフト鎖が形成された第二部材とを対面させて水を介在させて接着し、その後、加熱、もしくは塩溶液により剥離する部材を一時的に接着する接着方法であって、
前記ポリカチオンあるいは双性イオン含有グラフト鎖および前記ポリアニオンあるいは双性イオン含有グラフト鎖の末端は、前記第一部材および前記第二部材に固定化された表面開始剤を介して前記第一部材および前記第二部材にそれぞれ共有結合で固定されている接着方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|