ジピリンホウ素錯体及びこれを含有する医薬

開放特許情報番号
L2022001438
開放特許情報登録日
2022/9/9
最新更新日
2022/9/9

基本情報

出願番号 特願2017-505303
出願日 2016/3/4
出願人 国立研究開発法人科学技術振興機構
公開番号 WO2016/143699
公開日 2016/9/15
登録番号 特許第6710435号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 ジピリンホウ素錯体及びこれを含有する医薬
技術分野 有機材料、食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 種々の病原性アミロイドが関与する疾患を予防又は治療するための医薬
目的 生体内に適用可能で、アミロイドに選択的であって、Aβペプチドだけでなく他のアミロイドにも適用可能なアミロイド酸素化触媒として有用な化合物及びこれを用いたアミロイド関連疾患予防治療薬を提供する。
効果 Aβペプチド等の病原性アミロイドを酸素化する触媒活性が高く、生体内でアミロイドを酸素化することによりアミロイドの凝集を抑制し、また凝集したアミロイドに対する酸素化活性が高く、アミロイド以外のペプチドに対しては酸素化活性を有さず、かつ水に対する安定性や光照射条件下での安定性が高いことから、病原性アミロイドが関与する疾患の予防治療薬として有用である。また、一般式(1)中、R1が水素原子又はアルキル基である化合物は、生体や組織を染色するための蛍光色素として有用である。
技術概要
次の一般式(1A)
【化1】

(式中、X↑1及びX↑2は同一又は異なって、ハロゲノアルキル基又はハロゲン原子を示し;
R↑2及びR↑6の一方はハロゲン原子を示し、残余は水素原子又はハロゲン原子を示し;
R↑3、R↑4、R↑5及びR↑7は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子又はアルキル基を示し;
R↑8は、水素原子又は−(CH↓2)↓l−(Y)↓m−(CH↓2)↓n−Z(ここで、Yは−CO−、−CONH−又はトリアゾール環を示し、Zはカルボキシル基、スルホン酸基又は−CO−ペプチド残基を示し、l及びnはそれぞれ1〜6の整数を示し、mは0又は1を示す)を示し;
R↑9及びR↑10は、同一又は異なって、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、アミノ基、ニトロ基又はシアノ基を示し;
R↑8とR↑10は一緒になってアルキレン基を形成してもよい。)
で表されるジピリンホウ素錯体。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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