含水有機廃棄物の燃料化方法

開放特許情報番号
L2022001360
開放特許情報登録日
2022/9/1
最新更新日
2022/9/1

基本情報

出願番号 特願2008-244184
出願日 2008/9/24
出願人 住友大阪セメント株式会社
公開番号 特開2010-077191
公開日 2010/4/8
登録番号 特許第5633102号
特許権者 住友大阪セメント株式会社
発明の名称 含水有機廃棄物の燃料化方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 含水有機廃棄物の燃料化方法、及び、この家畜排泄物を脱塩し発酵してなるバイオマス燃料
目的 セメント焼成設備の燃料として有効利用することができる含水有機廃棄物の燃料化方法及びバイオマス燃料を提供する。
効果 塩素濃度が極めて低くかつ高位の発熱量を有する乾燥脱塩素有機廃棄物を容易かつ安価に得ることができる。したがって、この乾燥脱塩素有機廃棄物を燃焼効率が高いバイオマス燃料として有効利用することができる。
技術概要
牛糞を含有する含水有機廃棄物を燃料化するための方法であって、
含水有機廃棄物、あるいは含水有機廃棄物を含むスラリーまたは洗浄処理水に、脱水処理を施すことにより、含水有機廃棄物に含まれる塩素、塩素化合物のうちのいずれか一方または双方を除去して、塩素濃度が4000ppm以下かつ含水率が90質量%以下の脱塩素有機廃棄物とし、
次いで、この脱塩素有機廃棄物を発酵させ、発酵過程にて発生する発酵熱により脱塩素有機廃棄物を乾燥させ、塩素濃度が4000ppm以下かつ含水率が35質量%以下の乾燥脱塩素有機廃棄物とし、
脱水処理は、含水有機廃棄物、あるいは含水有機廃棄物を含むスラリーまたは洗浄処理水を固形分と1次スラリーとに固液分離する1次固液分離と、
1次スラリーを曝気処理した後、固形分と2次スラリーとに固液分離する2次固液分離と、
2次スラリーを曝気処理した後、汚泥と処理水とに固液分離し、得られる汚泥をさらに脱水する処理と、を含み、
1次固液分離における固形分と、2次固液分離における固形分と、脱水した汚泥とを混合して、脱塩素有機廃棄物とすることを特徴とする含水有機廃棄物の燃料化方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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