高含水率有機廃棄物の燃料化方法及びバイオマス燃料

開放特許情報番号
L2022001358
開放特許情報登録日
2022/9/1
最新更新日
2022/9/1

基本情報

出願番号 特願2007-327673
出願日 2007/12/19
出願人 住友大阪セメント株式会社
公開番号 特開2009-149740
公開日 2009/7/9
登録番号 特許第5547371号
特許権者 住友大阪セメント株式会社
発明の名称 高含水率有機廃棄物の燃料化方法及びバイオマス燃料
技術分野 化学・薬品、機械・加工
機能 材料・素材の製造
適用製品 含水率を低減しかつ有機物の分解率を20質量%以下に抑制したバイオマス燃料
目的 豚糞、牛糞、鶏糞等の畜糞尿を含む家畜排泄物、売れ残り弁当や各種残飯等の食品廃棄物等を含有し、しかも水分を多量に含む高含水率有機廃棄物に含まれる塩素および/または塩素化合物を効果的に除去するとともに、含水率を低減しかつ有機物の分解率を20質量%以下に抑制することができる高含水率有機廃棄物の燃料化方法、及び高含水率有機廃棄物に含まれる塩素および/または塩素化合物を除去するとともに、含水率を低減しかつ有機物の分解率を20質量%以下に抑制したバイオマス燃料を提供する。
効果 塩素濃度を3000ppm以下、含水率を35質量%以下かつ有機物の分解率を20質量%以下としたので、燃焼効率が高く、省エネルギー効果が大きく、しかも環境負荷が小さいバイオマス燃料を提供することができる。
技術概要
家畜排泄物を含有する高含水率有機廃棄物を燃料化するための方法であって、
前記高含水率有機廃棄物に脱水処理を施すことにより、この高含水率有機廃棄物に含まれる塩素および/または塩素化合物を除去して脱塩素有機廃棄物とし、
次いで、この脱塩素有機廃棄物に、自然エネルギー、発酵熱エネルギーのいずれか一方による乾燥または加熱乾燥、及び前記自然エネルギー、前記発酵熱エネルギーのいずれか他方による乾燥または加熱乾燥、を順次施すことにより、塩素濃度が3000ppm以下、含水率が35質量%以下、有機物の分解率が20質量%以下の乾燥脱塩素有機廃棄物とする工程を有し、
前記高含水率有機廃棄物は、畜糞尿を等量以上かつ20倍量以下の水に投入・撹拌して得られる畜糞尿含有スラリーであることを特徴とする高含水率有機廃棄物の燃料化方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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