植物栽培における遮光制御システム及び遮光制御方法

開放特許情報番号
L2022001281
開放特許情報登録日
2022/9/1
最新更新日
2022/9/1

基本情報

出願番号 特願2020-170029
出願日 2020/10/7
出願人 静岡県
公開番号 特開2022-061833
公開日 2022/4/19
発明の名称 植物栽培における遮光制御システム及び遮光制御方法
技術分野 機械・加工、食品・バイオ
機能 制御・ソフトウェア、機械・部品の製造
適用製品 植物栽培における遮光制御システム
目的 ガーベラでは日射量は収量に顕著な影響を及ぼすが、ガーベラ特有の現象として、曇雨天の翌日の晴天に花茎曲がりによる規格外品が多発することがある。これを恐れ、生産者は4〜10月に朝から夕まで遮光を行っており、日射量の低下による減収が懸念される。
本発明は、前日の天候を自動判別し、前日が曇雨天の翌晴天日であればより低い日射量で、晴天連続日であればより高い日射量で遮光を行うものである。日射量の増加と花茎曲がり発生抑制による収量増加、栽培管理の省力化を実現し、生産性の向上に寄与することを目的としている。
効果 栽培試験で、ガーベラの花茎曲がりによる規格外品の発生の抑制および温室内日射量の増加が確認されており、収量の増加が期待される。
 前日の天候に応じた遮光管理を本発明により行う場合と手動で行う場合で比較した時、本発明により人件費を削減できることが試算され、省力化が期待される。
 多くの農産物(花き、野菜等)で天候が不安定な時期の突発的な強日射への暴露による萎れが課題となっているが、本発明の応用により解決できる可能性が高く、広く他の農産物への応用が期待される。
技術概要
前日の天候を日射量の計測値により自動で判別し、前日が曇雨天の翌晴天日であればより低い日射量を閾値として遮光を行い、晴天連続日であればより高い日射量を閾値として遮光を行う管理を自動制御するものである。以下に主要な仕様について記述する。
1.温室外の日射計の計測値に所定の係数を掛け、想定の温室内日射量を算出する機構を有する。
2.1により算出した想定の温室内日射量について、日の出から日の入りまでの積算日射量を算出し、その値が設定値A未満であれば曇雨天、以上であれば晴天と判別する機構を有する。
3.2により前日が曇雨天と判断された場合、遮光を行う瞬時日射量の閾値を設定値B、前日が晴天と判断された場合、遮光を行う瞬時日射量の閾値を設定値Cと、前日の天候別に翌日の遮光設定値を選択し、遮光カーテン制御装置に出力する機構を有する。
4.1〜3における想定の温室内日射量を算出するための係数および設定値A、B、Cは任意の数値に変更が可能である。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 従来技術としてはタイマーでの時間帯による遮光制御や照度を基準とした遮光制御が考えられるが、本発明で実現するガーベラの花茎曲がりによる規格外品の発生しない範囲で可能な限り日射量および収量を確保するという管理は、従来技術では手動で行う他ないが、不可能に近い。本発明導入により、遮光制御の自動化による人件費削減および収量の増加につながる。

登録者情報

登録者名称 静岡県

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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