出願番号 |
特願2019-002566 |
出願日 |
2019/1/10 |
出願人 |
静岡県 |
公開番号 |
特開2020-110071 |
公開日 |
2020/7/27 |
登録番号 |
特許第7194377号 |
特許権者 |
静岡県 |
発明の名称 |
燻煙加工食品の製造方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造 |
適用製品 |
くん煙処理を行う食品 |
目的 |
従来の製造工程においてくん煙前に被膜形成工程を、くん煙後に被膜除去工程を追加することでくん煙中に食品表面に付着した有害物質を除去し、食品の安全性を大きく高めること。 |
効果 |
本発明は、従来の製造工程に、大きな設備投資や工場施設の変更、改装を必要とせず、従来のPAH低減抑制方法よりも導入が容易であることから、ハム工房のような零細製造業者も含めて広くくん煙加熱処理を伴う食品全般に応用できる。 |
技術概要 |
本発明は、従来の製造工程においてくん煙前に被膜形成工程を、くん煙後に被膜除去工程を追加することでくん煙中に食品表面に付着した有害物質を除去する。食品表面に形成する被膜の素材は食品としての安全性、食品の風味を損なわないようできるだけ無味無臭、被膜の形成および除去が容易に行えるものが望ましいことから、これらの条件を満たす被膜素材として、被膜そのものが食品素材であるデンプンおよび寒天が有効であることを見出した。これらの素材をコーティングすることにより、鰹節の場合でコーティングをしなかった場合の1/2から1/3程度にPAHの付着を低減させることを可能とした。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|