出願番号 |
特願2021-044438 |
出願日 |
2017/3/29 |
出願人 |
国立大学法人 東京大学、塩水港精糖株式会社 |
公開番号 |
特開2021-098867 |
公開日 |
2021/7/1 |
登録番号 |
特許第7113465号 |
特許権者 |
国立大学法人 東京大学、塩水港精糖株式会社 |
発明の名称 |
アルダル酸を構造単位とする新規ポリマーと製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
バイオベースプラスチック、フィルム、繊維、フィルター、再生医療材料、生分解性材料 |
目的 |
グルカル酸から材料を創製するには、グルカル酸をモノマー単位とする高分子量のポリマーの合成法の確立が必須である。ポリアミドの材料化の観点からは、その分子量は最低でも1万以上のポリマーを得ることである。 |
効果 |
グルカル酸を用いた新規のバイオベースポリマーの創製に成功した。石油代替資源、未利用バイオマスの有効利用、二酸化炭素削減効果など、多くの分野での波及効果が期待できる。また、本発明により、同様の糖酸(アルダル酸)を用いて、様々なポリアミドが合成可能であることが予想され、今後ポリエステルの合成にも展開可能である。 |
技術概要
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グルカル酸アセテートと種々のジアミンとの縮合共重合の際、水溶液相にグルカル酸とジアミンの重合物が溶解していることを見出し、分子量2万以上の新規のポリアミドを得ることに成功した。界面重合を行う2相の溶液をそのままエバポレーターを用いて撹拌し、有機溶媒を除去し、さらに残った水溶液を凍結乾燥し、水の除去を行った。残った化合物の分子量を測定したところ、分子量が2万以上のポリマーが得られていることを見出した。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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