金属ないしは合金の性質と自己発火せず着火しない不燃性を兼備する熱可塑性エラストマーからなる成形体の成形方法

開放特許情報番号
L2022001185
開放特許情報登録日
2022/8/8
最新更新日
2022/8/8

基本情報

出願番号 特願2018-173156
出願日 2018/9/17
出願人 小林 博
公開番号 特開2020-045393
公開日 2020/3/26
登録番号 特許第7095941号
特許権者 小林 博
発明の名称 金属ないしは合金の性質と自己発火せず着火しない不燃性を兼備する熱可塑性エラストマーからなる成形体の成形方法
技術分野 有機材料、金属材料、機械・加工
機能 材料・素材の製造
適用製品 金属ないしは合金の性質と、自己発火せず着火しない不燃性とを兼備する成形体を成形する成形方法
目的 安価な原料を用い、極めて簡単な処理で、金属ないしは合金からなる物質で覆われた熱可塑性エラストマーの原料の集まりを製造する。成形材料の集まりを用いて成形体を成形する際に、熱融解し、圧縮変形した熱可塑性エラストマーの原料を、金属ないしは合金からなる物質が、継続して覆い続ける。成形材料の集まりを用いて成形体を成形する際に、隣り合う圧縮変形した原料の双方の圧縮変形した原料を覆う金属ないしは合金からなる物質が金属結合し、この金属結合によって、隣り合う圧縮変形した熱可塑性エラストマーの原料同士が結合する。
効果 安価な原料を用い、安価な方法で、成形材料の集まりが製造できる。金属ないしは合金からなる物質が、隣り合う圧縮変形した熱可塑性エラストマーの原料を覆うとともに、金属ないしは合金からなる物質の金属結合で、隣り合う圧縮変形した熱可塑性エラストマーの原料同士が結合し、圧縮変形した熱可塑性エラストマーの原料の集まりからなる成形体が形成される。
技術概要
熱分解で金属を析出する金属化合物を、メタノール分散液を作成する第一の工程と、メタノールに溶解ないしは混和する第一の性質と、粘度がメタノールより5倍以上高い第二の性質と、沸点が熱可塑性エラストマーの融点より高く、かつ、金属化合物の熱分解開始温度より低い第三の性質を兼備する有機化合物を、メタノール分散液に混合して混合液を作成する第二の工程と、熱可塑性エラストマーの原料の集まりを、混合液に混合して混合物を作成する第三の工程と、混合物をメタノールの沸点に昇温する第四の工程と、メタノールが気化した混合物を熱可塑性エラストマーの融点に昇温する第五の工程と、熱可塑性エラストマーが融解した混合物を有機化合物の沸点に昇温する第六の工程と、有機化合物が気化した混合物を金属化合物の熱分解が完了する温度に昇温する第七の工程からなり、7つの工程を連続して実施することで、熱可塑性エラストマーの原料が、金属結合した金属微粒子の集まりで覆われるとともに、隣り合う原料同士が結合され、熱可塑性エラストマーの原料の集まりが製造される、熱可塑性エラストマーの原料同士が結合した原料の集まりを製造する製造方法である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 金属結合した金属ないしは合金の微粒子の集まりによって、熱可塑性エラストマーの原料が覆われているため、熱可塑性エラストマーの原料を、射出成形、押出成形、ブロー成形、カレンダー成形、圧空成形などの成形方法に依って成形した成形体は、金属ないしは合金の性質と、自己発火せず着火しない不燃性を兼備する。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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