大腸上皮幹細胞の単離・培養技術と、これを用いた大腸上皮移植技術

開放特許情報番号
L2022001150
開放特許情報登録日
2022/8/1
最新更新日
2022/8/1

基本情報

出願番号 特願2017-208883
出願日 2012/10/26
出願人 国立大学法人 東京医科歯科大学
公開番号 特開2018-057383
公開日 2018/4/12
登録番号 特許第6544726号
特許権者 国立大学法人 東京医科歯科大学
発明の名称 大腸上皮幹細胞の単離・培養技術と、これを用いた大腸上皮移植技術
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 大腸上皮幹細胞及び/又は大腸上皮細胞のインビトロ培養用培地や、かかる培地を用いて大腸上皮幹細胞等をインビトロで培養する方法や、かかる方法で培養して得られる大腸上皮幹細胞等を含有する、腸疾患の予防・治療剤や、大腸上皮幹細胞等の単離方法
目的 大腸上皮幹細胞等のインビトロ培養用培地や、かかる培地を用いて大腸上皮幹細胞等をインビトロで培養する方法や、かかる方法で培養して得られる大腸上皮幹細胞等を含有する、腸疾患の予防・治療剤や、かかる方法で培養して得られる大腸上皮幹細胞等の腸疾患患者への投与方法即ち移植方法や、大腸上皮幹細胞等の単離方法を提供する。
効果 血清培地を用いずとも、大腸上皮幹細胞等をインビトロで長期間維持、増幅することができる。良好に、大腸上皮へ生着して、機能的及び組織的に正常で自己複製可能な大腸陰窩を形成する大腸上皮を構成することができる。腸疾患を予防・治療することができる。また、より低コストで、安定的に大腸上皮幹細胞等を培養することができる。また、手術検体のような大きな大腸組織でなくとも、大腸内視鏡検査時に得られる微小な大腸組織を初発材料として、安定的、かつ、再現性をもって大腸上皮幹細胞等を培養することができる。
技術概要
大腸上皮幹細胞及び/又は大腸上皮細胞をI型コラーゲンゲルに3次元的に包埋させる工程、並びに
基本培地成分に加えて、タンパク質含有成分として、血清アルブミン、Wnt3a、r−spondin−1、上皮細胞増殖因子(EGF)、肝細胞増殖因子(HGF)、及び、Nogginのみを含有し、血清及びB−27サプリメントを含有しない培地であって、血清アルブミンの最終濃度が0.3%以上3%以下である培地を用いて、該大腸上皮幹細胞及び/又は大腸上皮細胞を培養する工程
を含む、ヒト腸疾患の予防・治療剤の調製方法であって、
該腸疾患が潰瘍性大腸炎、クローン病、化学療法による腸管傷害、および放射線腸炎から成る群より選択される、ヒト腸疾患の予防・治療剤の調製方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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