強誘電体の脱分極方法、および強誘電体デバイス
- 開放特許情報番号
- L2022000988
- 開放特許情報登録日
- 2022/6/29
- 最新更新日
- 2022/6/29
基本情報
出願番号 | 特願2010-118656 |
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出願日 | 2010/5/24 |
出願人 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 |
公開番号 | |
公開日 | 2011/12/8 |
登録番号 | |
特許権者 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 |
発明の名称 | 強誘電体の脱分極方法、および強誘電体デバイス |
技術分野 | 電気・電子 |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | 分極処理された強誘電体を脱分極する方法 |
目的 | 強誘電体の必要最小限の分極反転による、消費電力と、強誘電体へのダメージとを低減した、効率的かつ効果的な、強誘電体の脱分極方法を提供する。さらに、強誘電体の分極状態の残留歪と、圧電歪と、誘電率と、分極値と、弾性率とに加え、脱分極状態の圧電歪と、誘電率と、分極値と、弾性率とを備える多機能化・高機能化された強誘電体デバイスを提供する。 |
効果 | 電圧印加による強誘電体の分極反転過程中に、前記強誘電体を脱分極状態とすることが可能であり、従来の脱分極方法のように、複数回の分極反転と、電圧の繰り返し印加との必要がない、必要最小限の分極反転による、消費電力と、強誘電体へのダメージとを抑えた、効率的かつ効果的な、強誘電体の脱分極方法を提供することができる。さらに、強誘電体部の脱分極状態を繰り返し利用することが容易となり、多機能・高機能化された強誘電体デバイスを提供することができる。 |
技術概要![]() |
自発分極を示す分極処理が行われた分極処理強誘電体の脱分極方法であって、
前記分極処理強誘電体の初期状態における、C/Nの単位系で定義される圧電性レベルを測定する、初期圧電性レベル測定工程と、 前記分極処理強誘電体の自発分極が残らない状態の指標である、前記分極処理強誘電体の圧電性レベルの目標消失レベル値を設定する設定工程と、 前記分極処理強誘電体に、自発分極方向と逆向きの電界を印加する電界印加工程と、 前記電界印加工程中における、前記分極処理強誘電体の分域構造の分極を反転させる分域反転中における、前記分極処理強誘電体全体の印加中圧電性レベルを測定する、印加中圧電性レベル測定工程と、 前記分域反転中における前記印加中圧電性レベルが、前記目標消失レベル値以下であるかを判定する判定工程と、 前記判定工程において、前記印加中圧電性レベルが、前記目標消失レベル値以下である場合に、前記電界印加工程での電界印加を停止する停止工程と、を備える、分極処理強誘電体の脱分極方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
その他の情報
関連特許 |
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