ポリマー電解質、及びその製造方法

開放特許情報番号
L2022000986
開放特許情報登録日
2022/6/29
最新更新日
2022/6/29

基本情報

出願番号 特願2006-172440
出願日 2006/6/22
出願人 独立行政法人国立高等専門学校機構
公開番号 特開2007-280912
公開日 2007/10/25
登録番号 特許第5067728号
特許権者 独立行政法人国立高等専門学校機構
発明の名称 ポリマー電解質、及びその製造方法
技術分野 電気・電子、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 ポリマー電解質
目的 揮発性のないポリマー電解質を得る。
また、イオン導電性のよいポリマー電解質を得る。
また、液漏れをしないポリマー電解質を得る。
また、偏在しないポリマー電解質を得る。
効果 イオンの移動度を高めることができ、イオン導電性を高めることができる。
イオン液体の離液は極めて起こりにくくなり、ゲルに温度変化を与えても突然イオン伝導性が低下する現象は見られない。
各種デバイスに使用しても、デバイスからの液漏れを防止でき、また、電解質が偏在することもない。
技術概要
分子内にイオン性基を有し、かつ、ゲルろ過クロマトグラフ分析において重量平均分子量がポリエチレングリコール換算で30万以上である線状高分子に、イオン性液体と、リチウム塩とを直接混合してなり、前記線状高分子の物理的な絡み合いで固体の形状を保持する、ポリマー電解質であり、
前記線状高分子が、下記の一般式(化1)で示されることを特徴とする、ポリマー電解質。
【化1】



[mは、1以上10以下の整数を示す。nは、1以上5以下の整数を示す。R↓1は、水素原子(H)あるいは炭素数1〜3のアルキル基を示す。R↓2、R↓3、R↓4は、炭素数1〜5のアルキル基を示す。R↓2、R↓3、R↓4は、2つ以上が連結して環状構造であっても良い。R↓2、R↓3、R↓4は、酸素原子、硫黄原子、フッ素原子から選ばれる1種以上のヘテロ原子を含んでも良い。その際の元素数は、(炭素数1〜5)+ヘテロ原子数となる。Aは、アニオン分子を示す。]
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 独立行政法人国立高等専門学校機構 鶴岡工業高等専門学校

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】   
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