ノイズ発生器、ノイズ発生方法およびノイズ応用機器

開放特許情報番号
L2022000938
開放特許情報登録日
2022/6/17
最新更新日
2022/6/17

基本情報

出願番号 特願2007-556940
出願日 2007/1/29
出願人 独立行政法人国立高等専門学校機構
公開番号 WO2007/088987
公開日 2007/8/9
登録番号 特許第4843798号
特許権者 独立行政法人国立高等専門学校機構
発明の名称 ノイズ発生器、ノイズ発生方法およびノイズ応用機器
技術分野 電気・電子
機能 機械・部品の製造
適用製品 ノイズ発生器、ノイズ発生方法およびノイズ応用機器
目的 高品質・広帯域・高レベルのホワイトノイズを発生させることができ、しかも高倍率の増幅器やデジタルデータの演算装置およびその後段のD/A変換器が不要であるため簡単な構成で済み、低周波成分を得るために長い繰り返し周期(演算時間)も不要であり、さらに駆動信号として方形波や三角波などの各種の波形のものを用いることができるため位相同期ループあるいは物理系の構成の自由度が高く、構成の簡素化も可能なノイズ発生器およ
びノイズ発生方法ならびにこのノイズ発生器を用いたノイズ応用機器を提供する。
効果 位相同期ループあるいは式などで振る舞いが表される物理系をカオス状態にすることにより高品質・広帯域・高レベルのホワイトノイズを発生させることができる。位相同期ループあるいは物理系の駆動信号として方形波や三角波などの各種の波形のものを用いることができるため、位相同期ループあるいは物理系の構成の自由度が高く、構成の簡素化が可能である。
技術概要
位相同期ループを方程式
【数1】

ただし、tは時間、φは位相、σはダンピング係数、aは振幅、ω↓1は角周波数、nは2以上の整数、c↓nはフーリエ級数における第n高調波の係数、θ↓nはフーリエ級数における第n高調波の位相
を満たすように非正弦波の信号で駆動してカオス状態または非位相ロック状態とすることによりノイズを発生させるようにしたノイズ発生器であって、
高入力インピーダンスのインバータにアナログスイッチを介して積分器、正弦関数変換器、加算器および電圧−電流変換器が順次接続され、最終的に上記インバータの入力端子に戻るループが形成され、上記積分器の出力は比較器に入力され、この比較器の出力が上記アナログスイッチに供給されて上記アナログスイッチの切り替えが行われるようになっており、これにより上記位相同期ループが形成され、上記加算器には対称波発振器が接続され、上記位相同期ループは上記加算器を介して上記対称波発振器により発振される対称
波電圧信号で駆動されることを特徴とするノイズ発生器。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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