シザーズ構造のパネルユニット、伸縮パネルおよびパネル型シザーズ橋

開放特許情報番号
L2022000883
開放特許情報登録日
2022/6/1
最新更新日
2023/11/30

基本情報

出願番号 特願2022-038977
出願日 2022/3/14
出願人 国立大学法人信州大学
公開番号 特開2023-133785
公開日 2023/9/27
発明の名称 シザーズ構造のパネルユニット、伸縮パネルおよびパネル型シザーズ橋
技術分野 土木・建築
機能 機械・部品の製造
適用製品 シザーズ構造のパネルユニット、伸縮パネル、パネル型シザーズ橋
目的 一段シザーズ構造の部材に比べて強度を高めて長スパン化でき、かつ、多段シザーズ構造の部材に比べて強度低下を抑制しつつ軽量化および施工性を改善できるシザーズ構造のパネルユニット、および当該パネルユニットを縦横に連結した構成の伸縮パネルを提供する。また、かかる伸縮パネルを被災現場で展開し、それを現場で幾つか組み合わせていくことで、少人数かつ簡単に構築できる中規模程度の仮橋であるパネル型シザーズ橋を提供する。
効果 各部に生じる負荷を適切に分散させて、一段シザーズ構造の部材に比べて強度を高めて長スパン化を図ると共に、多段シザーズ構造の部材に比べて強度の低下を抑制しつつ軽量化および施工性の改善を図っている。予め組み上げた伸縮パネルを被災現場で展開し、それを現場で幾つか組み合わせていくことでパネル型橋梁部材を施工できる。よって、少人数かつ簡単に、中規模程度の仮橋を構築することが可能となる。
技術概要
縦方向および横方向に伸縮可能なシザーズ構造の矩形枠を備え、
前記矩形枠の四辺は、左右の縦枠材および上下の横枠材によって規定され、
前記縦枠材および前記横枠材のそれぞれは、一方向に直線状に配列された複数組の単位シザーズを備えており、
前記単位シザーズは、前記矩形枠の一対の対角線の方向に沿ってX状に交差配置された一対のリンクを備え、これらのリンクの交差部が相互に連結されて、交差部ピン節点を形成しており、
前記縦枠材および前記横枠材における隣接配置されている一対の前記単位シザーズの間においては、逆方向に傾斜する前記リンクの端が相互に連結されて、それぞれ矩形枠外周縁に沿って配列された外周縁側ピン節点および矩形枠内周縁に沿って配列された内周縁側ピン節点を形成しており、
前記矩形枠の四隅のそれぞれに位置する前記単位シザーズは、前記縦枠材の端に位置する前記単位シザーズと、前記横枠材の端に位置する前記単位シザーズとを兼用する共通の単位シザーズであるシザーズ構造のパネルユニット。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 譲渡についての可・不可はそのときの状況によります。

登録者情報

登録者名称 株式会社信州TLO

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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