植物の土壌伝染病防除用組成物及び土壌伝染病防除方法

開放特許情報番号
L2022000806
開放特許情報登録日
2022/5/26
最新更新日
2022/5/26

基本情報

出願番号 特願2021-036743
出願日 2021/3/8
出願人 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2022-007998
公開日 2022/1/13
発明の名称 植物の土壌伝染病防除用組成物及び土壌伝染病防除方法
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 アルカリ性組成物等を用いた、植物の土壌伝染病防除用組成物及び土壌伝染病防除方法
目的 植物の土壌伝染病を、より効果的に防除できるようにした、植物の土壌伝染病防除用組成物及び土壌伝染病防除方法を提供する。
効果 アルカリ性組成物、Qi阻害物質及び抵抗性誘導物質から選ばれた少なくとも1種、海藻資材のうち、2種以上の組合せからなる植物の土壌伝染病防除用組成物を土壌や植物に付与することにより、これらの成分が相乗的に作用して、植物の土壌伝染病を効果的に防除できる。
技術概要
下記に示す(1)アルカリ性組成物、(2)Qi阻害物質及び抵抗性誘導物質から選ばれた少なくとも1種、(3)海藻資材のうち、2種以上の組合せを含有することを特徴とする、植物の土壌伝染病防除用組成物。
(1)アルカリ性組成物:(a)炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、苦土石灰及びケイ酸マグネシウムから選ばれた少なくとも1種、(b)微量要素、(c)二酸化ケイ素及び酸化鉄から選ばれた少なくとも1種のうち、(a)と(b)の組合せ、(a)と(c)の組合せ、又は(a)と(b)と(c)の組合せを含有するものである。
(2)Qi阻害物質:呼吸に関わるユビキノン還元酵素のQiサイトに作用し、殺菌効果を示す物質である。
抵抗性誘導物質:病原菌に対する直接的な殺菌作用は示さないが、植物に作用して病害抵抗反応を誘起する物質である。
(3)海藻資材:海水中で生育する緑藻、紅藻、褐藻から選ばれた1種以上の海藻そのもの、前記海藻の乾燥物、前記海藻の乾燥物を粉砕した物、前記海藻の乾燥物を高圧蒸気滅菌した物、又は前記海藻の乾燥物の粉砕物を高圧蒸気滅菌した物を含むものである。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT