土壌消毒液の製造方法

開放特許情報番号
L2022000782 この特許をより詳しくイメージできる、登録者からの説明資料をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2022/5/27
最新更新日
2022/8/17

基本情報

出願番号 特願2018-217297
出願日 2018/11/20
出願人 株式会社グローバルサービス
公開番号 特開2020-083792
公開日 2020/6/4
登録番号 特許第6546685号
特許権者 株式会社グローバルサービス
発明の名称 土壌消毒液の製造方法
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品、有機材料
機能 環境・リサイクル対策、その他
適用製品 サツマイモなどマルチング栽培を実施する農作
目的 クロロピクリンに代替する無農薬の土壌消毒方法の提供。
効果 発明は、上記の通り、クロロピクリン(農薬)に代替するオーガニック土壌消毒方法である。
本来、低濃度エタノールを潅水処理しなければ、土壌還元効果は得られないが、弊社の土壌消毒液は1畝(全長50m)
30Lの散布で、センチュウ防除効果を示し、下記のようにクロロピクリンに相当する高品質の収穫物が得られた。
(重量が大きく、糖度が高い)
技術概要
 
■発明の詳細
本発明は、既に農研機構様よりご提案されている「低濃度エタノールを利用した土壌還元作用による土壌消毒法」を
ベースとした技術である。
https://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/techdoc/ethanol/data-5.pdf

「低濃度エタノール」・・・・1%濃度以下のエタノールのこと
(1)低濃度エタノールを潅水処理する(10a農地に100L/m2)
⇒エタノールを有機物(エサ)として好気性微生物が増殖(呼吸活性増大)
(2)マルチング(土壌被覆)を行う
⇒マルチ内部で(微生物の呼吸活性が高まり)酸素不足⇒土壌還元化⇒病原菌やセンチュウ防除

本発明による土壌毒液は、低濃度エタノールに濾材から溶出したフルボ酸液を含有している。
フルボ酸には、キレート形成効果が高く、ミネラル分を植物へ取り入れやすくすることから、
光合成を促進させる働きがあり、このことから果実が大きくなり、糖度も高くなることが想定される。
光合成が促進されることで植物の細胞壁が厚くなり、害虫が食い破りにくい植物になることが期待される。
低濃度エタノールによる土壌還元効果とフルボ酸による光合成促進作用のダブル効果が、本発明の醍醐味である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 土壌消毒液(仮称:フルボ酸エタノール)をサツマイモ基腐病の原因菌である(ディアポルテ・デストルエンス)に接種したところ、60分後の菌数変化は97.40%減少。有効性を示した。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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