細菌やウイルスの浮遊する汚染空気流の湿式殺菌方法及び湿式殺菌装置

開放特許情報番号
L2022000659
開放特許情報登録日
2022/4/28
最新更新日
2022/4/28

基本情報

出願番号 特願2020-137656
出願日 2020/7/28
出願人 古堅 宗勝、高橋 輝久、滝川 一儀
公開番号 特開2022-024940
公開日 2022/2/9
発明の名称 細菌やウイルスの浮遊する汚染空気流の湿式殺菌方法及び湿式殺菌装置
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品、機械・加工
機能 機械・部品の製造
適用製品 汚染空気流の清浄化プロセス
目的 細菌やウイルスの浮遊する汚染空気流の湿式殺菌方法と該湿式殺菌方法を確実に実施できる湿式殺菌装置を提供する。
効果 バイオ設備、食品設備、医療設備などの設備空間に使用される空気調和機に循環・通気され流動する空気による汚染や院内感染などを確実に防止することができる。
技術概要
粒子状物質、細菌、ウイルス、咳やくしゃみで出る微小飛沫などのエアロゾルが浮遊している汚染空気流中に細菌やウイルスに対する殺菌力のある成分を溶解及び又は含有する水溶液による殺菌性水ミストを噴霧し浮遊させる第1工程、次いで前記殺菌性水ミスト浮遊の汚染空気流を放電電極及び集塵電極よりなる静電気式の電気集塵機構内に流入させると共に該電気集塵機構でのコロナ放電による前記殺菌性水ミスト、前記エアロゾルへの帯電に伴うクーロン力により前記集塵電極表面へそれらを捕集させて殺菌水の水膜層を形成させると共に該水膜層の殺菌水と前記エアロゾルを捕集させ、さらに前記集塵電極表面に捕集した前記殺菌水の水膜層及び前記エアロゾルを重力により流下させ且つ除去させて清浄空気流とする第2工程よりなることを特徴とする細菌やウイルスの浮遊する汚染空気流の湿式殺菌方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 <本発明の背景>
 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染経路に関し,国立感染症研究所は新たな見解を公表した(2022年3月28日)。感染経路は主に3つあり,1.エアロゾル感染,2.飛沫感染,3.接触感染である。今回,新たに加わったのが,エアロゾル感染である。なお,世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)などは昨春、主な感染経路としてエアロゾル感染と飛沫感染を挙げていた。
 感染経路としてエアロゾル感染があるということは,医療機関などの施設での新型コロナウイルス感染の防止には,施設内の空気調和機ラインの還流空気中からウイルスを含んだエアロゾル(以下,エアロゾルと記す)を除去・除菌して,院内感染を防止することが必要であることを意味している。
<本願発明の技術骨子>
(1)本願発明は,エアロゾルが浮遊する汚染空気にウイルスに対する殺菌力を有する殺菌性水ミストを噴霧し,(2)次いで,このエアロゾル及び殺菌性水ミストが浮遊する汚染空気を放電電極及び集塵電極よりなる静電気式の電気集塵機構に流入させ,(3)この電気集塵機構でコロナ放電により,エアロゾル及び殺菌性水ミストを集塵電極に捕集し,かつ集塵電極上で殺菌水によりウイルスを殺菌し,(4)この電気集塵機構によりウイルスが除去・殺菌され浄化された清浄な空気を空気調和機ラインに還気することにより,医療機関などの施設でのエアロゾル感染を防止する方法及び装置である。なお,集塵電極に捕集されたエアロゾル及び殺菌性水ミストは水膜を形成して,電気集塵機構の系外へ自動的に流下排出され,この電気集塵機構は連続運転が可能である。
 本願発明は既設の空気調和機ラインへのレトロフィットも可能であり,実用性が極めて高い。なお,本願発明の適用は,医療機関だけでなく,クラスタ発生の危険性が高い大人数が集合する施設,例えば,看護施設,公共施設,大型店舗,大型船舶などの空気調和機ラインにも適用できる。
<本発明の効果>
(1)電気集塵機構の長所は,ウイルスなどの微細粒子を高効率で捕集できることである。
(2)本発明では空気調和機ラインに浄化された清浄な空気を還流するから,新鮮な外気の取り込みは必要最小限でよく,空気調和機の冷暖房に要する消費電力の新たな増加は基本的にない。

登録者情報

登録者名称 古堅 宗勝

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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