出願番号 |
特願2018-532015 |
出願日 |
2017/8/4 |
出願人 |
国立大学法人東北大学 |
公開番号 |
WO2018/026018 |
公開日 |
2018/2/8 |
登録番号 |
特許第7012364号 |
特許権者 |
国立大学法人東北大学 |
発明の名称 |
T細胞受容体の認識機構を用いたがん又は感染症の治療及び診断 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
がん又は感染症の治療又は診断 |
目的 |
T細胞受容体の認識機構を用いたがん又は感染症の治療及び診断方法の提供。
さらに、T細胞受容体キメラタンパク質による標的細胞上のMHC複合体の発現低下を誘導することで、NK細胞に標的細胞を認識しやすくする方法、NK細胞にMHCクラス1分子認識機能を賦与し、NK細胞がMHCクラス1分子を発現している標的細胞を殺傷できるようにNK細胞の機能を増強する方法を提供する。 |
効果 |
T細胞受容体キメラタンパク質は、がん細胞や感染細胞のMHCクラス1分子に結合し、抗原を提示しているMHCクラス1分子のダウンモジュレーションを誘導し、発現を低下させる。T細胞受容体キメラタンパク質は、NK細胞のがん細胞や感染細胞に対する殺傷機能を増強することができる。
さらに、MHCクラス1分子を発現しているがん細胞や感染細胞に結合することができるため、がん細胞や感染細胞の検出に用いることもできる。 |
技術概要
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T細胞受容体の可変領域のV領域、CDR3の全て及びJ領域と免疫グロブリンのFc領域との融合タンパク質であるT細胞受容体キメラタンパク質を有効成分として含む、標的細胞のMHC分子複合体と結合して、MHCクラス1分子複合体の発現を低下させる、MHC分子複合体発現低下剤。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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