電極素子及び電極の生産方法、並びに、当該電極を用いる測定システムの作製

開放特許情報番号
L2022000490
開放特許情報登録日
2022/3/31
最新更新日
2022/3/31

基本情報

出願番号 特願2017-506201
出願日 2016/3/17
出願人 国立大学法人東北大学
公開番号 WO2016/148249
公開日 2016/9/22
登録番号 特許第6686244号
特許権者 国立大学法人東北大学
発明の名称 電極素子及び電極の生産方法、並びに、当該電極を用いる測定システムの作製
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 特定の材料を用いた電極として用いることができる電極素子の生産方法、体表又は体内において用いる生体電極、及び、当該生体電極を用いる筋電測定システム又は脳波測定システム
目的 滲みを抑制しつつ電極素子として実用可能な、基材に対する直接的かつ効率的な当該導電性高分子の適用手段を提供する。導電性ゲルを使用せず、かつ、使用態様に応じて導電性能に優れて電極本体の表面積をより小さくすることが可能であり、さらに、皮膚に密着させることが可能であり、少々の動きでは、電極と皮膚の間にブレを生じさせない、多様な生活場面において用いられる筋電測定システムや脳波測定システムに適用可能な表面用電極を提供する。
効果 電極、特に生体電極において用いることが好適な絹等の繊維を用いた電極素子を、基材への滲みを伴わずに、かつ、効率的に生産することが可能な電極素子の生産方法が提供される。さらに当該生体電極は、特に、筋電測定システムや脳波測定システムの生体電極として好適に用いることが可能であり、その生産方法も提供される。
技術概要
(1)酸化成分とpTS(p-toluenesulfonate)を含有する有機溶媒性溶液と、(2)EDOT(3,4-ethylenedioxythiophene)、の混合液の、絹若しくは絹を主体とする繊維を材料とする基材、又は、セリシンを被覆した繊維基材への接触による付着を、当該(1)と(2)の混合後30秒以内に行い、かつ、当該混合液の基材への接触後1分以内に重合促進処理を当該接触箇所において開始することにより、基材にPEDOT−pTSが付着した電極素子を生産することを特徴とする、電極素子の生産方法であって、さらに当該重合促進処理は、下記(a)及び/又は(b)の局所的な加熱処理であることを特徴とする、電極素子の生産方法。
(a)該当部分における50〜90℃の放熱体の直接的若しくは間接的な接触。
(b)該当部分が50〜90℃になるように設定された熱風との接触。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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