エステル結合を含む非天然タンパク質の製造方法
- 開放特許情報番号
- L2022000465
- 開放特許情報登録日
- 2022/3/30
- 最新更新日
- 2022/3/30
基本情報
出願番号 | 特願2009-542600 |
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出願日 | 2008/11/21 |
出願人 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2009/5/28 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
発明の名称 | エステル結合を含む非天然タンパク質の製造方法 |
技術分野 | 食品・バイオ |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | エステル結合を含む非天然タンパク質の製造方法 |
目的 | リボソームにおける生体内翻訳系を用いて、タンパク質を構成する主鎖のペプチド結合を効率的にエステル結合に置換する。 |
効果 | タンパク質の所望の位置で、pH依存的に切断されるタグの調製等に応用することができる。またタンパク質の立体構造をアミド結合では達成できない新しい構造へと改変することが可能である。遺伝情報に基づいてエステル結合を導入することができるため、遺伝的スクリーニング法により、特定の活性をもつエステル結合導入ポリペプチドを選択することができる。 |
技術概要 |
ポリペプチド主鎖に少なくとも1つのエステル結合を含む非天然タンパク質の製造方法であって、
(a)α−ヒドロキシ酸を活性化しうるアミノアシル−tRNA合成酵素と、 (b)前記アミノアシル−tRNA合成酵素の存在下において前記α−ヒドロキシ酸と結合可能なサプレッサーtRNAと、 (c)所望の位置にナンセンス変異又はフレームシフト変異を受けた所望のタンパク質をコードする遺伝子と、 を前記α−ヒドロキシ酸の存在下に細胞内又は細胞抽出液内で発現させることを特徴とし、 前記アミノアシル−tRNA合成酵素が、ピロリジル−tRNA合成酵素遺伝子を持つ古細菌又は細菌由来のピロリジル−tRNA合成酵素又はその変異体であり、 前記変異体は、野生型ピロリジル−tRNA合成酵素のC末端側ドメインにおけるクラス−IIaaRSに特徴的な7個のアンチパラレルβ−シートを構成するアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸残基が別のアミノ酸残基に置換される変異のみを持つ、 非天然タンパク質の製造方法。 |
実施実績 | 【有】 |
許諾実績 | 【有】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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