脂肪酸エステル連続製造用の陰イオン交換樹脂触媒の再生処理法

開放特許情報番号
L2022000401
開放特許情報登録日
2022/3/23
最新更新日
2022/3/23

基本情報

出願番号 特願2014-187188
出願日 2014/9/16
出願人 国立大学法人東北大学
公開番号 特開2016-059833
公開日 2016/4/25
登録番号 特許第6536928号
特許権者 国立大学法人東北大学
発明の名称 脂肪酸エステル連続製造用の陰イオン交換樹脂触媒の再生処理法
技術分野 機械・加工
機能 材料・素材の製造
適用製品 陰イオン交換樹脂触媒の再生処理法、及び、再生処理法により再生された陰イオン交換樹脂触媒を用いる脂肪酸エステル製造法
目的 脂肪酸エステルの製造に用いられたイオン交換樹脂を再生するための従来の方法は、数種類の多量の溶液を段階的に供給する必要があり、経済的にも環境的にも負荷が大きいものであった課題を解決する。
効果 再生処理工程を簡略化し、且つ、再生処理工程からの排出液を次回の再生処理で最大限に再利用すること等によって、再生処理法に使用する溶液量及び再生処理に要するコストを大幅に削減することが可能となり、環境負荷を減らすことも出来る。
技術概要
油脂類と炭素数1〜8の飽和の直鎖または分岐鎖の炭化水素骨格を有するアルコール類とのエステル交換反応による脂肪酸エステルの製造方法において触媒として使用した陰イオン交換体の再生処理方法であって、以下の順に連続する工程:
工程(A):アルコール類を陰イオン交換体に供給するに伴い、供給された液と等容量の液が排出される工程;
工程(B):酢酸濃度が0.86〜1.3mol/Lである溶液を陰イオン交換体に供給するに伴い、供給された液と等容量の液が排出される工程;
工程(C):水酸化ナトリウム及び溶媒として水とアルコール類を含む混合溶液を陰イオン交換体に供給するに伴い、供給された液と等容量の液が排出される工程であって、媒中のアルコール類の含有量が0容量%超過80容量%以下である工程;
工程(D):アルコール類を陰イオン交換体に供給するに伴い、供給された液と等容量の液が排出される工程;及び
工程(E):工程(A)における排出し始めてから全排出液の60〜80容量%が排出された時点までの、未反応油脂原料を含む排出液を、陰イオン交換体に再度供給するに伴い、供給された液と等容量の液が排出される工程、
からなる再生処理方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
Copyright © 2022 INPIT