iPS細胞の腫瘍化を抑制することが可能な分化誘導方法

開放特許情報番号
L2022000399
開放特許情報登録日
2022/3/23
最新更新日
2022/3/23

基本情報

出願番号 特願2013-551827
出願日 2012/12/27
出願人 国立大学法人大阪大学
公開番号 WO2013/100080
公開日 2013/7/4
登録番号 特許第5935224号
特許権者 国立大学法人東北大学
発明の名称 iPS細胞の腫瘍化を抑制することが可能な分化誘導方法
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 iPS細胞の腫瘍化を抑制して目的の分化細胞に分化させる技術
目的 iPS細胞の腫瘍化を抑制して目的の分化細胞に分化誘導させる技術を提供する。
効果 スタチンと、目的の分化細胞に分化誘導させる分化誘導剤とを用いてiPS細胞を分化させることによって、移植後の腫瘍化が顕著に抑制された分化細胞を得ることができ、この細胞を移植しても生体内で奇形腫を形成(腫瘍化)する心配がない。従って、iPS細胞を用いた再生医療の実現に大いに寄与し得るものである。
技術概要
腫瘍化を抑制しながらiPS細胞を分化誘導する方法であって、
下記一般式(A)で表わされるスタチンと、iPS細胞を目的の分化細胞に分化させる分化誘導剤とを用いて、iPS細胞を目的の分化細胞に分化させる工程を含む、iPS細胞の分化誘導方法。
【化1】

一般式(A)中、
カルボキシル基は、3位のヒドロキシル基との間で環状構造を形成してもよく、
Riは下記一般式(1)又は(2)で示される基を表す。
【化2】

一般式(1)中、
R↓(1a)及びR↓(1b)は、同一又は異なって、水素、C↓1〜↓5の直鎖又は分岐鎖状のアルキル基、
R↓(1c)及びR↓(1d)は、同一又は異なって、水素、ヒドロキシル基又はC↓1〜↓5の直鎖又は分岐鎖状のアルキル基である。
【化3】

一般式(2)中、
R↓(2a)は、ハロゲン置換フェニル基、
R↓(2b)は、C↓1〜↓5の直鎖又は分岐鎖状のアルキル基である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
Copyright © 2022 INPIT