橋台、橋脚の橋座面の排水システム

開放特許情報番号
L2022000340
開放特許情報登録日
2022/2/28
最新更新日
2022/12/13

基本情報

出願番号 特願2021-073942
出願日 2021/4/26
出願人 冨田 盟子
公開番号 特開2022-168462
公開日 2022/11/8
登録番号 特許第7016981号
特許権者 冨田 盟子
発明の名称 橋台、橋脚の橋座面の排水システム
技術分野 土木・建築
機能 安全・福祉対策
適用製品 橋梁の腐食対策、延命化に資する橋台、橋脚の橋座面の排水システム
目的 流水断面の設計条件が不確かな溝を掘る排水溝でなく、経験的に試行することができるプラスチック製、モルタル製のU字型排水トレイ18を伸縮装置の下部の橋座面に敷設することで、構造物を傷つけず、かつ新設、既設橋を問わず構造物の耐震上の影響もなく、このことで耐荷力の設計、照査も必要でなく、鉄筋のかぶり不足からの腐食の影響もなく、簡明に施工でき、さらに5年に1度の定期点検時に合わせて施工すれば合理的に進捗が捗ることとなり、日本中の橋梁の猶予のない延命化の飛躍的な進捗促進に寄与する。
効果 延命化対策で排水溝を設けることと同等以上の効果が見込まれる。U字型排水トレイなどの部材はプラスチックなら軽くて設置も簡単である。既設橋梁では義務づけられた5年に1度の定期点検時に合わせて簡単な本排水システムを施工すれば、5年で日本中の腐食で悩む全線を延命対策できる。当然、新設橋梁でも溝による断面欠損による煩わしい構造設計が必要でなく現場対応で簡単に施工でき、将来の老朽化を促進する腐食要因が解消される。簡単明瞭、最小費用で延命化を図ることができる。
技術概要
橋台、橋脚の橋座面に設置する排水システムであって、伸縮装置の下部の橋座面、並びに橋座面の梁先端部に、断面形状が両側端を立ち上げたU字型の皿状のトレイで、断面の幅は20cm程度、高さは3〜10cm程度、部材厚みは1cm程度とし、長さは1m、2mまたは3m単位のブロック部材としたU字型排水トレイ18を橋座面に接着剤またはアンカーボルトで敷設したことを特徴とする橋台、橋脚の橋座面の排水システム。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 橋けたを支える橋台、橋脚上の、橋の継ぎ目いわゆる伸縮装置の下では、漏水、雨水から橋座面が万年湿潤環境にあり鋼桁が腐食しやすい。本排水システムは、橋座面に簡易なU字型排水トレイを敷設することでオープン水路をつくり、伸縮装置下の泥土水および雨垂れ水の排出を促進するもので、鋼桁の腐食環境をいち早く改善し、橋の長寿命化に資するものである。

登録者情報

登録者名称 冨田 穣

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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