分析結果に基づく平均放射能濃度を用いた放射能評価方法

開放特許情報番号
L2022000270
開放特許情報登録日
2022/2/10
最新更新日
2022/2/10

基本情報

出願番号 特願2020-060022
出願日 2020/3/30
出願人 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
公開番号 特開2021-156836
公開日 2021/10/7
発明の名称 分析結果に基づく平均放射能濃度を用いた放射能評価方法
技術分野 情報・通信
機能 検査・検出
適用製品 原子炉等の廃止措置等に関わる廃棄物の処理を行うために放射能を評価する放射能評価方法
目的 廃棄物における放射能の実測が困難である核種に対して、安全性が損なわれる結果が出ないことを担保した上で、放射能濃度を適正に算出する発明を提供する。
効果 廃棄物における放射能の実測が困難である核種に対して、安全性が損なわれる結果が出ないことを担保した上で、放射能濃度を適正に算出することができる。
技術概要
放射性の廃棄物(クリアランスを含む)における核種毎の放射能濃度の評価を行う際に、前記廃棄物における放射能が直接測定できない核種に対して、前記廃棄物に類似したと認められる前記廃棄物の発生範囲から採取した複数の試料に対する当該核種の放射能濃度を測定した結果から当該核種の放射能濃度の代表値を算出し、当該代表値を前記廃棄物の当該核種における前記放射能濃度として設定する放射能評価方法であって、
予め定められた基準により複数の前記試料を準備する試料準備工程と、
複数の前記試料における当該核種の放射能を測定し、測定された前記放射能の値と前記試料の重量より前記試料毎の放射能濃度を測定する測定工程と、
前記測定工程によって前記試料に対応して得られた複数の放射能濃度の値の度数分布において、母集団が従う分布を推定する分布推定工程と、
前記分布において下限からの累積度数が50%を超える範囲で一定の基準により定められた信頼上限値を、前記代表値として設定する設定工程と、
を具備することを特徴とする、分析結果に基づく平均放射能濃度を用いた放射能評価方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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