放射化汚染の放射能評価の際の評価対象となる核種の選定方法

開放特許情報番号
L2022000269
開放特許情報登録日
2022/2/10
最新更新日
2023/6/23

基本情報

出願番号 特願2020-060021
出願日 2020/3/30
出願人 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
公開番号 特開2021-156835
公開日 2021/10/7
登録番号 特許第7286166号
特許権者 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 放射化汚染の放射能評価の際の評価対象となる核種の選定方法
技術分野 情報・通信
機能 検査・検出
適用製品 原子炉等の廃止措置等に関わる廃棄物の処理を行うために放射能を評価する放射能評価の際の評価対象となる核種の選定方法
目的 廃棄物に対するクリアランス判定に際して、評価の対象とすべき核種を、安全性を確保しつつ簡易に選定する発明を提供する。
効果 廃棄物に対するクリアランス判定に際して、評価の対象とすべき核種を、安全性を確保しつつ簡易に選定することができる。
技術概要
放射性の廃棄物における放射能の評価を核種毎に行う際に、評価に際して測定の対象となりうる複数の核種である対象核種と、対象核種のうちの一部であり測定が必須とされる核種である重要核種と、が予め設定された中で、重要核種以外の対象核種を測定の対象として追加して選定する選定方法であって、
対象核種の各々に対して基準放射能濃度C↓kが設定され、
廃棄物を構成する各元素の組成には分布が存在し、
対象核種の全てにおけるD↓k/C↓kを用いて、重要核種以外の対象核種を測定の対象として追加して選定するための指標値を算出する算出工程と、
指標値の値と、重要核種以外の対象核種におけるD↓k/C↓kに応じて、重要核種以外の対象核種を測定の対象として重要核種に追加して選定する選定工程と、
を具備し、
算出工程において、重要核種に対しては廃棄物を構成する各元素の組成の分布における平均値よりも小さな下限側代表値を各元素の組成として用い、重要核種以外の対象核種に対しては平均値よりも大きな上限側代表値を組成として用いて、D↓kを算出することを特徴とする、放射化汚染の放射能評価の際の評価対象となる核種の選定方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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