放射線プロテクタ X線下での治療する医療者並びに患者の脳海馬を放射線から防護するためのプロテクタ。脳の中で新生神経細胞が海馬で生まれるが幼若で放射線に対して脆弱である。散乱放射線の被曝を受ける医療者は海馬神経細胞の障害の虞があり防護が必要となる。

開放特許情報番号
L2022000187
開放特許情報登録日
2022/1/28
最新更新日
2022/4/27

基本情報

出願番号 特願2011-091780
出願日 2011/4/18
出願人 公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団
公開番号 特開2012-225702
公開日 2012/11/15
登録番号 特許第5807869号
特許権者 今村 純一
発明の名称 放射線プロテクタ
技術分野 その他、無機材料
機能 その他、安全・福祉対策
適用製品 放射線被曝から治療医(特に血管内治療医IVR医)や患者さんの脳の海馬への被曝障害を防護する含鉛アクリル製頭部ヘルメット。血管内治療の際にIVR医や治療される患者さんに適用します。
目的 IVR医や治療を受ける患者さんにはX線下で直接あるいは散乱線による頭部被曝が生じます。脳の被曝はこれまで問題にされていませんでしたが、2000年頃に、ヒトでも海馬に神経細胞が新生していることが発見され、海馬の記憶ネットワークに組み込まれることが知られるようになりました。その新生した幼若細胞は放射線感受性が高いことが知られています。そのために、記憶機能や認知機能の中枢と言われる海馬を護ることが必要と思われます。放射線被曝から海馬を防護する必要があるということです。そのための放射線プロテクターです。
効果 海馬の新生幼若細胞を防護するための頭部放射線プロテクタです。前方、ならびに両側頭部からの放射線入力をブロックします。前方部のプロテクトにより眼球部への被曝も遮断できます。放射線による白内障予防も出来ることになります。我々の調査では、IVR医の年間頭部累積被曝線量は一般の方に比し平均20倍の放射線被曝線量が測定されました。これが十数年以上にわたると海馬障害による認知機能低下が危ぶまれます。今まで海馬防護の意識が希薄でしたが、IVR医、治療を受ける患者のために放射線プロテクタは必須のアイテムとなります。
技術概要
含鉛アクリル製の頭部ヘルメットと前面カバーの放射線プロテクタです。使用時には前面カバーをおろして使用する。血管確保時等のX線撮影時以外の時には前面カバーを上げて使用するのも可能です。撮影時は前面カバーをおろして使用して下さい。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
対価条件(一時金) 【要】譲渡は希望価格が300万円からの競争入札とさせて戴きたい。
希望譲渡先(国内) 【可】医療関係企業あるいはIVR機器製造企業等
希望譲渡先(国外) 【可】医療関係企業あるいはIVR機器製造企業等
特許権実施許諾 【可】
対価条件(一時金) 【要】ライセンスの譲渡は競争入札で、300万円からの希望価格です。
対価条件(ランニング) 【要】譲渡価格を500万円以上であればランニング対価は必要ありません。それ以下だった場合ランニング対価は売値の3%とします。
希望譲渡先(国内) 【可】国内希望許諾先には制限はありません。医療市場の上市していただける企業であればどこでも結構です。
希望譲渡先(国外) 【可】国外希望許諾先にも制限はありません。医療市場に上梓していただける企業であればどこでも結構です。

アピール情報

アピール内容 カテーテル医を認知症のリスクから守りたい。海馬プロテクターは記憶学習の中枢である海馬を放射線から守るプロテクターです。

登録者情報

登録者名称 今村 純一

技術供与

ノウハウ提供レベル
量産仕様の提供 【否】
特殊仕様の提供 【否】
図面の開示 【有】
図面1 図面の開示は可能です。図面については概略イメージと添付イメージのみです。
技術指導 【否】
技術指導料 【不要】 
コンサルティング 【可】
期間 コンサルティング可能です。期間は決めてません。
コンサルティング料 【不要】 

事業化情報

事業化条件
特別資格 【不要】 
必要設備 【無】 
必要環境 【無】 
設備費用 【無】 
ポテンシャル 【不要】 
マーケット情報 【無】 
質的条件
事業化実績 【無】 
追加開発 【不要】 
その他情報 【不要】 

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
試作品評価 【否】
設備売却の意思 【無】
設備購入ルート
自社ルート提供 【否】
設備メーカ紹介 【否】
販売ルート
自社ルート提供 【否】
販売会社紹介 【否】
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