出願番号 |
特願2018-115387 |
出願日 |
2018/6/18 |
出願人 |
西田 圭佑 |
公開番号 |
特開2019-001458 |
公開日 |
2019/1/10 |
登録番号 |
特許第6887971号 |
特許権者 |
西田 圭佑 |
発明の名称 |
車両、避難はしご及び避難スロープ |
技術分野 |
輸送、機械・加工、金属材料 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
鉄道車両、大型バス等に搭載の避難はしご、スロープ |
目的 |
事故や災害時、特に火災時に於ける一刻を争う状況下でも、乗務員の準備並びに設置を必要とせず、瞬時に乗客が客室から避難はしご、スロープの設置を可能とすることを目的とする。 |
効果 |
公共交通機関では、避難時の誘導は基本的に乗務員が行うことになっているが、鉄道車両並びに大型バスに搭載されている避難はしご等の設置箇所は、各輸送機関により異なり、乗客はその設置場所や設置方法を知らない。特に、車両の火災時に於いては、一刻の猶予もないので、特に都市部の長大編成の列車では、車掌と運転士並びに運転指令だけの対応では間に合わない。列車に於いては、非常用ドアコックに連動してロックが解除され、各乗降口下部にビルトインされた避難はしご、スロープを引き出すだけで、乗客自ら設置が可能となり、素早い避難が行える。 |
技術概要
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列車用の避難はしご、スロープに関しては、乗降口の下部のステップ部の床下内部にビルトインされ、普段は車両外板をカバー体、又は車両外板と一体化されて格納されており、完全に密閉された空間に格納されており、美観を損なったりすることなく設置できる。車両内部に設置の場合のように、乗降の邪魔になったり、乗車定員にも影響を及ぼさない。使用時は、非常用ドアコックと連動してロック解除がなされ、車内から直接引き出して取り出すことができる。
更に、列車の両サイドの乗降口から避難できない場合も想定されるので、先頭車両の貫通路の下部の桟板取り付け部分の奥に格納して設置することも設定可能である。
貸切の観光バスや高速バスで使用するハイデッカータイプの大型バスの非常口は、鉄道車両の乗降口に比べて相当高い位置にあり、そのまま飛び降りるのには、かなりの危険を伴うため、避難はしご、スロープの設置は絶対に必要不可欠である。バスの非常口真下の床下内部に格納され、非常口扉をカバー体として使用し、非常口扉を開くことで、容易に車内から避難はしご、スロープを引き出すことができる。
鉄道車両に関しては、全ての乗降口の部分に設置可能である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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