難加工性材料のウォータージェット加工方法

開放特許情報番号
L2022000042
開放特許情報登録日
2022/2/7
最新更新日
2022/2/7

基本情報

出願番号 特願2012-242045
出願日 2012/11/1
出願人 株式会社北川鉄工所
公開番号 特開2013-116552
公開日 2013/6/13
登録番号 特許第5639633号
特許権者 株式会社北川鉄工所
発明の名称 難加工性材料のウォータージェット加工方法
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造
適用製品 ウォータージェットによる切断加工方法
目的 パイプ状の難加工性材料で形成されたワークをウォータージェットで切断加工する際に、対象となるワークが小径であっても、その加工面を滑らかにし、バリやカエリ等発生せず、他の部分に対する余分な切削傷等を生じさせないようにする加工方法を提供する。
更には、噴射した水流の跳ね返りや切削屑の飛散によるワーク内面の細かな傷やノズルの損傷を防止し、ワークから製品部材を順次切り出す加工方法を提供する。
効果 機械強度に優れ、水の噴射のみでの切断加工が難しかったパイプ状のエンジニアリングプラスチックのウォータージェット加工が可能となり、切断に研摩材を使用しないため、ランニングコストを抑えた切断加工が行える。
水流の跳ね返りや切削屑の飛散によるワーク内面の細かな傷やノズルの損傷を防止できる。
技術概要
無機繊維を使用する難加工性の複合材料または難加工性樹脂で形成され、中空部を有するパイプ状のワークをウォータージェットの噴射によって切断加工するウォータージェット加工方法において、
前記パイプ状のワークの外周方向から中心へ向かってウォータージェットの噴射を行なう噴射手段と、
前記ワークの一端を支持する支持手段と、該支持手段をワークと共に回転させる回転手段と、
前記ワークの中空部に挿入し、噴射されたウォータージェットの水流による衝撃を吸収する衝撃吸収手段とを備える装置を用い、
前記支持手段と相対する側のワークの端から所定寸法の製品部材を順次切断加工を行ない、前記回転手段の回転速度と、前記噴射手段の噴射するウォータージェットの圧力を調整し、前記ワークが1回転する間に切削深さを0.5mm以下で切り進み切断することを特徴とする難加工性材料のウォータージェット加工方法。
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 株式会社 北川鉄工所

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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