不快度推定装置及び不快度推定プログラム
- 開放特許情報番号
- L2022000020
- 開放特許情報登録日
- 2022/1/14
- 最新更新日
- 2022/1/14
基本情報
出願番号 | 特願2017-023603 |
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出願日 | 2017/2/10 |
出願人 | 日本放送協会 |
公開番号 | |
公開日 | 2018/8/16 |
登録番号 | |
特許権者 | 日本放送協会 |
発明の名称 | 不快度推定装置及び不快度推定プログラム |
技術分野 | 情報・通信 |
機能 | 制御・ソフトウェア、機械・部品の製造 |
適用製品 | 不快度推定装置及び不快度推定プログラム |
目的 | 視聴者が画面動揺のある映像(動揺映像)を観視した際に最初に認知する動揺量である動揺認知量の高精度な推定値と、映像の物理的特徴量(動揺認知量を推定するために動揺認知量推定装置で既に抽出済みの特徴量に新たな特徴量を加えたもの)とを用いて、動揺認知量と乖離する不快度を高精度に推定することが可能な不快度推定装置及び不快度推定プログラムを提供する。 |
効果 | 画面動揺を含む一般映像において、揺れの大きさとしては同じように感じる映像であっても、所定時間よりも大きい周期(例えば6秒周期前後)の低周波の周(回転)方向の揺れを多く含んでいる場合の不快度上昇や、映像内で目立つ対象の揺れがそれ以外の領域の揺れと比して顕著ではない場合の不快度低下、さらには、揺れが所定時間(例えば3秒)以上継続する場合の不快度上昇、これら全てに対応して、高精度に不快度を推定することができる。 |
技術概要 |
映像における動揺認知量と物理的特徴量に基づいて画面動揺に対する不快度を推定する不快度推定装置であって、
回転動揺成分抽出部と、 デジタルフィルタ部と、 低周波回転動揺に対する感度増加分ベクトルの自乗値の画面全体での総和を取った上で時間内加算することによって低周波回転動揺補正量を算出する低周波回転動揺補正量算出部と、 不快度の上昇分に相当する低周波回転動揺補正量を動揺認知量に加えることで不快度の上昇分を補正し、低周波回転動揺補正済み動揺認知量を得る低周波回転動揺補正部と、 各領域の目立ちやすさの指標である領域別誘目度を算出する領域別誘目度算出部と、 領域別誘目度に基づいて、誘目度の偏りによる不快度の低下分に相当する誘目度補正量を算出する誘目度補正量算出部と、 誘目度補正量を低周波回転動揺補正済み動揺認知量から減ずることで不快度の低下分を補正し、誘目度補正済み動揺認知量を得る誘目度補正部と、 所定時間以上継続する動揺に対する不快度の蓄積効果分の補正を誘目度補正済み動揺認知量に施すことで、推定不快度に相当する補正済み総動揺エネルギーを得る総動揺エネルギー補正部と、 を備えることを特徴とする不快度推定装置。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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