読出し制御回路、固体撮像素子、および撮像素子の駆動方法

開放特許情報番号
L2021001978
開放特許情報登録日
2021/12/23
最新更新日
2021/12/23

基本情報

出願番号 特願2017-075320
出願日 2017/4/5
出願人 日本放送協会
公開番号 特開2018-085709
公開日 2018/5/31
登録番号 特許第6918552号
特許権者 日本放送協会
発明の名称 読出し制御回路、固体撮像素子、および撮像素子の駆動方法
技術分野 電気・電子、情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 読出し制御回路、固体撮像素子、および撮像素子の駆動方法
目的 優れた動画撮像特性と解像度特性を実現し得、低照度において飽和レベルを狭めることなく線形かつ高S/Nの信号取得を可能にするとともに、高照度においては線形領域での良好なS/Nを可能にすることができ、ダイナミックレンジの拡大を図ることができるとともに最高フレーム周波数の低下を抑制し得る、読出し制御回路、固体撮像素子、および撮像素子の駆動方法を提供する。
効果 読出し制御回路および固体撮像素子によれば、高照度においても線形領域での良好なS/Nを実現しながらダイナミックレンジを拡大することができる。
固体撮像素子から出力された2つの信号を後段の信号処理部で合成することにより、低照度状態では高S/Nであり、高照度状態では広ダイナミックレンジである信号とすることができる。
なお、画素出力回路および信号出力線を複数本備えており、カラム信号処理回路は1出力線あたり1個に対応させることができ、最高フレーム周波数の低下を抑制し得る。
技術概要
固体撮像装置の読出し制御回路において、光電変換部からの信号が蓄積される、容量値が相対的に小さく変換ゲインが大きい第1の浮遊拡散容量手段と、
該第1の浮遊拡散容量手段からの信号がオーバーフローゲートを経て入力され蓄積される、容量値が相対的に大きく変換ゲインが小さい第2の浮遊拡散容量手段とを備え、
該第1の浮遊拡散容量手段と該第2の浮遊拡散容量手段は、ともに、固有の画素出力回路を備え、前記第1および第2の浮遊拡散容量手段各々に係る前記画素出力回路は互いに並列に配置されており、該画素出力回路の各々からは、各水平走査(H)ライン毎に、同時に画素出力信号が出力されるように構成され、
前記光電変換部への入射光に対する、前記第1および第2の浮遊拡散容量手段各々に係る前記画素出力回路からの各前記画素出力信号を合成した合成後出力信号の傾きが、前記入射光が低強度側から高強度側に至る領域で大から小に変化する構成とされている、
ことを特徴とする読出し制御回路。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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