出願番号 |
特願2020-106646 |
出願日 |
2020/6/21 |
出願人 |
若田部 勝 |
登録番号 |
特許第6943529号 |
特許権者 |
若田部 勝 |
発明の名称 |
「跳ね返り水の無い、臭い止め構造」を有する排便アシスト吸引式水洗トイレシステム |
技術分野 |
土木・建築、電気・電子、生活・文化 |
機能 |
制御・ソフトウェア、加圧・減圧、安全・福祉対策 |
適用製品 |
一般家庭、病院、高齢者施設、食品関連会社、高速道路パーキングエリア、大型施設の水洗トイレ |
目的 |
トイレ動作を介して感染性病原菌の蔓延することを根本的に断ち、節水性プロセスを実現するために、吸引式トイレに「跳ね返り水の無い、臭い止め構造」を導入する。便意を昂揚させる手段を持ち、排便時に「臀部に跳ね返る水」を生じさせず、トイレットペーパーでお尻を拭く作業を不要とし、高齢者や障害者に優しく、衛生的で、大量の洗浄水を使わない節水型の吸引式トイレを提供する。 |
効果 |
立位排尿を吸引気流の中で行うことで、感染症に陽性のトイレ使用者の微小な尿水滴(エアロゾル)がトイレ室内に漂流してトイレ室を汚染することを防止し、また、排便時に「臀部に跳ね返る水」を生ぜず、洗浄効果の高い温水でお尻洗浄し、吸引乾燥で急速乾燥するからトイレットペーパーを不要とし、手指を感染性病原菌で汚染せず蔓延を防止し、男性の小便プロセスが連続する場合は約3分の1になる節水性を得た、大便の接触痕の剥離洗浄に高圧水スプレーを使用したことと、気圧差を利用して汚物液を下水管に吸引排出することで著しい節水効果を得た。 |
技術概要
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吸引式水洗トイレ装置構成は、便器と便座と、便器と汚物処理装置を接続する汚物液排出配管から成り、汚物処理装置の減圧室に電動モーターの回転軸に吸引手段が設置され、減圧室の下部に汚物液溜まり槽が設置されており、汚物液は気圧差で瞬時に汚物液溜まり槽に移送され、電磁排出弁を開くと下水管に排出される構成で、便器ボウルエッジの先端に埋設した高圧水洗浄ノズルで大便の接触痕をスプレー洗浄し、便器リム内側の配管から排便時や排尿時に均一洗浄水を間欠的または連続に流し、傾斜管の内壁底に大便や立位の小便が落下する形態で「臀部に跳ね返る水」を生じ無い構造で、電動モーターの回転制御でプロセスに応じた負圧を形成し、吸引気流中で立小便を行い、排便後に高い洗浄能力を持つ温水吐出でお尻洗浄を行い、吸引汚物液排出と水滴を除去する吸引乾燥を同時に行い、吸引しながら温風吐出乾燥を行うことでトイレットペーパーでお尻を拭く動作を無くし、高圧スプレー洗浄と、男子小便の回数を数えているシーケンスカウンターNを設け、Nが3の時だけ下水管に汚物液を排出する節水シーケンスを持ち、複雑なシーケンスの管理と制御はマイコンが行う。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 「跳ね返り水の無い、臭い止め構造」の試作を行った。 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
対価条件(一時金) |
【要】委細面談の上で決定 |
希望譲渡先(国内) |
【可】水洗トイレ製造メーカーが望ましい。 |
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
委細面談の上で決定 |
対価条件(一時金) |
【要】委細面談の上で決定 |
対価条件(ランニング) |
【要】委細面談の上で決定 |
希望譲渡先(国内) |
【可】水洗トイレ製造メーカーが望ましい。 |
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