秘密鍵共有方法及びシステム
- 開放特許情報番号
- L2021001673
- 開放特許情報登録日
- 2021/11/8
- 最新更新日
- 2023/12/19
基本情報
出願番号 | 特願2019-235286 |
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出願日 | 2019/12/25 |
出願人 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | |
公開日 | 2021/7/15 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
発明の名称 | 秘密鍵共有方法及びシステム |
技術分野 | 電気・電子、情報・通信 |
機能 | 制御・ソフトウェア |
適用製品 | 秘密鍵共有方法及びシステム |
目的 | 光空間通信における秘密鍵共有を行う上で、大気ゆらぎや気象条件によるパフォーマンスの低下を防ぎつつ、秘匿通信の伝送性能を改善することが可能な秘密鍵共有方法及びシステムを提供する。 |
効果 | レーザ光の大気ゆらぎ等による影響を除去した乱数列に基づいて鍵蒸留を行うことができ、光空間通信における秘密鍵共有において、大気のゆらぎの影響下でも、より多くの鍵を共有できるようになる。また、単に鍵生成速度が高速化されるだけでなく、誤り訂正への負担も低減されることから、無人航空機や人工衛星へ実装する上でも好適なものとなる。 |
技術概要 |
送信機と受信機との間で秘密鍵を共有するための秘密鍵共有方法において、
上記送信機により乱数源から生成した乱数ビット列をレーザ光に重畳して送信し、上記レーザ光を受信した受信機によりこれに重畳された上記乱数ビット列を復調するとともに、当該レーザ光の受信強度における時系列的傾向に基づいて、上記復調した復調乱数ビット列から排除対象ビットを判別する排除対象ビット判別ステップと、 上記受信機により、上記排除対象ビット判別ステップにおいて判別された排除対象ビットを上記復調乱数ビット列から排除するとともに、その排除対象ビットに関する排除対象ビット情報を上記送信機に送信し、上記送信機により、上記受信機から受信した上記排除対象ビット情報に基づいて上記乱数ビット列から排除対象ビットを排除するビット排除ステップと、 上記ビット排除ステップにおいてそれぞれ排除対象ビットが排除された上記乱数ビット列と上記復調乱数ビット列とに基づき、上記送信機と上記受信機との間で鍵蒸留を行うことにより、上記共有するための秘密鍵を生成する蒸留ステップとを有すること を特徴とする秘密鍵共有方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。 製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。 https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/ |
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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