軌道支持状態の推定方法、そのプログラム及び推定システム
- 開放特許情報番号
- L2021001555
- 開放特許情報登録日
- 2021/10/18
- 最新更新日
- 2022/1/28
基本情報
出願番号 | 特願2019-010476 |
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出願日 | 2019/1/24 |
出願人 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2020/8/6 |
登録番号 | |
特許権者 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 | 軌道支持状態の推定方法、そのプログラム及び推定システム |
技術分野 | 土木・建築 |
機能 | 制御・ソフトウェア |
適用製品 | 軌道の支持状態を推定する方法、そのプログラム及び推定システム |
目的 | 軌道変位を測定する検測機構を与えられた車両を用いて、車上で測定されるデータのみで軌道の支持状態の推定を与える方法、そのプログラム及びシステムを提供する。 |
効果 | 軌道検測車を走行させるなどして下向きの荷重を付与しながら得られるデータを取得するだけで軌道支持状態を推定できる。軌道についての車上以外の実測を別途行う必要がないため、作業性が良い。また、演算によって得られたたわみ形状から、浮きまくらぎの位置やおおよその隙間の量も精度よく特定することができる。つまり、測定精度と作業性とを両立させて軌道支持状態を推定することができるのである。 |
技術概要 |
一対のレールに沿ってまくらぎを所定間隔で配置した軌きょうを道床の上に支持させた軌道支持状態の推定方法であって、
レールに沿って下向きに荷重を付与しながら測定されたレールの上面の高低変位から得られる復元波形に対して対象計算区間を設定し、 対象計算区間においてまくらぎの位置に対応させ且つ等間隔にレールの長手方向に沿って支持点を設定し、 対象計算区間内のモデル計算区間を設定し、 モデル計算区間にあるレール及びまくらぎを対応する長さのはり部材とみなしてこの下面を対応する支持点でバネ要素にて支持する軌きょうモデルを定義して軌道支持状態を推定する方法において、 モデル計算区間に対応する復元波形における範囲の最高位データの高さ位置を通る水平基準線の上に軌きょうモデルを配置し、はり部材にその自重が載荷されたときのバネ要素ごとの変位量を演算し、変位量に基づいてバネ要素と復元波形との間の隙間がゼロとなるように、バネ要素に対応する位置ごとにはり部材に下向きに載荷されるべき追加的な相当荷重をそれぞれ算出することにより、軌道支持状態を推定することを特徴とする軌道支持状態の推定方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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