技術概要
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冷媒循環路と、エンジンと、圧縮機と、第1熱交換器と、第2熱交換器と、第1膨張弁と、第3熱交換器と、第2膨張弁とを備え、
送出された冷媒が第1熱交換器と第1膨張弁と第2熱交換器とを順に通流した後で圧縮機に帰還するように冷媒を循環させることで、蒸発器として作用する第2熱交換器において、冷媒循環路を流れる冷媒によって熱交換対象流体を冷却することができるヒートポンプシステムの検査方法であって、
第1膨張弁及び第2熱交換器を経由して冷媒を循環させない遮断状態で、圧縮機から送出された冷媒の一部を第1熱交換器と第2膨張弁と第3熱交換器とを順に通流させた後で圧縮機に帰還させ、及び、圧縮機から送出された冷媒の残部を第3膨張弁によって膨張させた後で第3熱交換器と圧縮機との間を流れる圧縮機から送出された冷媒の一部と混合させた上で圧縮機に帰還させるように冷媒の循環状態を切り替えて、循環中の冷媒の状態値を検出する状態値検出工程と、
状態値検出工程で検出した状態値と所定の基準値との比較結果に基づいて、冷媒循環路内に存在する冷媒充填量の適否を判定する冷媒充填量判定工程とを有するヒートポンプシステムの検査方法。 |