マグネシウム基合金展伸材及びその製造方法
- 開放特許情報番号
- L2021001365
- 開放特許情報登録日
- 2021/9/27
- 最新更新日
- 2021/9/27
基本情報
出願番号 | 特願2019-529744 |
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出願日 | 2018/7/10 |
出願人 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | |
公開日 | 2019/1/17 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 | マグネシウム基合金展伸材及びその製造方法 |
技術分野 | 金属材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 室温延性に優れた微細結晶粒のマグネシウム基合金展伸材及びその製造方法 |
目的 | 室温での塑性変形加工が容易であり、特に、高速域においても室温延性や成形性に優れ、急に壊れず、エネルギー吸収能に優れるMg基合金を比較的安価に提供する。 |
効果 | 二次加工性に富み、板形状をはじめとする複雑形状への成形が容易である。特に、張り出し成形や深絞り成形などは極めて優れた特性を有する。また、粒界すべりが発現することから、内部摩擦特性に優れ、振動やノイズを課題とする部位への適応が考えられる。更に、汎用元素の微量添加と希土類元素を用いていないため、従来の希土類添加Mg合金と比較して素材の価格を低減することが可能である。 |
技術概要 |
Mg−Amol%X−Bmol%Zからなり、残部がMgと不可避的不純物からなるMg基合金展伸材であって、
ここで、XはMn、Bi、Snのうちいずれか一種類の元素であり、 ZはMn、Bi、Sn、Zrのうちいずれか一種類以上の元素であって、Xの元素と重複しないものであり、 Aの値は、0.03mol%以上1mol%以下であり、 AとBの関係は、A≧Bであって、Bの上限値はAの上限値に対して1.0倍以下であり、Bの下限値は0.03mol%以上であると共に、 非底面の転位すべりが活性化するように前記Mg基合金展伸材の平均結晶粒サイズが20μm以下であり、 前記Mg基合金展伸材の金属組織中のMg母相及び/又は結晶粒界に、平均直径が0.5μm以下でMgや添加元素から構成される金属間化合物粒子が存在しているMg基合金展伸材。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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