焼却灰の無害化処理方法

開放特許情報番号
L2021001275
開放特許情報登録日
2021/9/10
最新更新日
2021/9/10

基本情報

出願番号 特願2013-052323
出願日 2013/3/14
出願人 大阪瓦斯株式会社
公開番号 特開2014-176807
公開日 2014/9/25
登録番号 特許第6356384号
特許権者 大阪瓦斯株式会社
発明の名称 焼却灰の無害化処理方法
技術分野 機械・加工、生活・文化
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 廃棄物焼却炉からの焼却灰の無害化処理方法
目的 焼却灰に含まれる鉛と六価クロムを確実に無害化することのできる焼却灰の無害化処理方法を提供する。
効果 ロータリーキルン装置内において上流側から下流側へ向けて移動する焼却灰に対し、逆に下流側から上流側へ通流する排ガスを対向接触させてエージングするので、エージング処理を促進してエージング処理に要する時間の短縮を図るとともに、エージング効果の向上を図ることができる。
技術概要
廃棄物焼却炉からの鉛と六価クロムとを含む焼却灰の無害化処理方法であって、
前記焼却灰の含水率を10〜20%にし、当該焼却灰に対して、メタンを主成分とする炭化水素混合ガスを燃料とするガスエンジンからの二酸化炭素を含む排ガスを340〜500℃で接触させてエージングするエージング処理工程を実行し、前記鉛の溶出量を0.01mg/L以下とし、前記六価クロムの溶出量を0.05mg/L以下とし、
前記焼却灰の含水率を10〜20%にするにあたり、前記焼却灰を含水率の程度に応じて分類し、
前記焼却灰の含水率が20%を超える湿潤焼却灰の場合、当該湿潤焼却灰を乾燥させて含水率を10〜20%に調整する乾燥工程を実行したのち、前記エージング処理工程を実行し、
前記焼却灰の含水率が10〜20%の場合、当該焼却灰に対してそのまま前記エージング処理工程を実行し、
前記焼却灰の含水率が10%未満の乾燥焼却灰の場合、当該乾燥焼却灰にシャワリングをして含水率を10〜20%に調整する湿潤工程を実行したのち、前記エージング処理工程を実行する焼却灰の無害化処理方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 大阪ガス株式会社

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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