植え込み型除細動器の植え込み部位における体内電気伝導様式をシミュレーションするコンピュータ装置及びシミュレーション方法
- 開放特許情報番号
- L2021000783
- 開放特許情報登録日
- 2021/6/4
- 最新更新日
- 2021/6/4
基本情報
出願番号 | 特願2015-217618 |
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出願日 | 2015/11/5 |
出願人 | 公立大学法人会津大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2017/5/25 |
登録番号 | |
特許権者 | 公立大学法人会津大学 |
発明の名称 | 植え込み型除細動器の植え込み部位における体内電気伝導様式をシミュレーションするコンピュータ装置及びシミュレーション方法 |
技術分野 | 電気・電子 |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | 植え込み型除細動器作動時の体内電気伝導様式から心臓への伝導形態をシミュレーションし、除細動効果と心筋障害の程度を測定するコンピュータ装置、及び該コンピュータ装置によるシミュレーション方法 |
目的 | ICDの植え込み部位でのICD除細動閾値とそれによる心筋障害の程度をコンピュータシミュレーションし、心臓への障害が少なく、且つ、より低出力で確実に除細動が行える至適な植え込み部位を判定することができるコンピュータ装置及びシミュレーション方法を提供する。 |
効果 | 除細動閾値を低くし且つ心筋障害の発生領域を小さくするという2つの条件を最も効率的に満たす植え込み型除細動器の最適植え込み部位を決定することができる。また、より低い除細動閾値による除細動により低出力の除細動器の動作が可能となることで、心筋障害の発生を抑制し、さらに、心筋障害の発生する領域をより小さくする部位に除細動器を留置することで、生命予後の悪化を予防することができる。 |
技術概要 |
植え込み型除細動器の植え込み部位における体内電気伝導様式をシミュレーションするコンピュータ装置において、
所定の部位毎の導電率が設定された人体モデルのデータを記憶する記憶手段と、 前記人体モデルにおける植え込み型除細動器本体の留置可能な複数の本体留置部位、及び前記植え込み型除細動器本体に接続されたリードの留置可能な複数のリード留置部位を設定する設定手段と、 前記複数の本体留置部位と、前記複数のリード留置部位との全組み合わせについて、前記人体モデルに設定された導電率に応じた除細動閾値及び心筋障害を受ける容積を演算し、さらに、演算により求められた除細動閾値及び心筋障害を受ける容積を変数として含む関数の値が所定値になる組み合わせを求める演算手段と、 前記演算手段により求められた組み合わせにおける前記本体留置部位と前記リード留置部位を出力する出力手段とを備えることを特徴とするコンピュータ装置。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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